au、6月7日から「Xperia Z5 SOV32」のOSバージョンアップを開始 Android 6.0にドコモ、ソフトバンクに続き

» 2016年06月03日 12時45分 公開
[井上翔ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラー電話は6月7日、「Xperia Z5 SOV32」に対するOSバージョンアップを開始する。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0となる。

Xperia Z5 SOV32(正面)
Xperia Z5 SOV32(背面) Android 6.0にバージョンアップする「Xperia Z5 SOV32」

バージョンアップの概要

 Xperia Z5にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、一定条件下でより深い省電力を実現する「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、アプリの実行中に機能(権限)の許可・不許可を与える「Runtime Permission」への対応など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の項目において機能改善・仕様変更が行われる。

  • 「Xperiaホーム」におけるエフェクト機能の追加
  • 通知鳴動のON/OFF切り替えを「クイック設定」から行うように変更(要設定)
  • のON/OFF切り替えが「クイック設定パネル」でも可能に(要設定)
  • 「POBox Plus」の入力学習機能のON/OFFを切り替え可能に
  • アプリ履歴画面の視認性向上
  • スクリーンショットの画像ファイルを通知画面で削除可能に
  • カメラのUIの変更(モード切り替えを画面のスワイプで可能に)
  • カメラアドオンの追加
  • 「アルバム」のフルスクリーン表示時の回転方法を選択可能に
  • 「ライフログ」が「SmartBand 2 SWR12」に対応
  • 「Movie Creator」の画像選択画面が独自レイアウトに
  • 「ポッドキャスト」ウィジェットが追加
  • 「ビデオ」のメニューにオンラインヘルプの項目が追加
  • Xperiaオリジナルの「ダイヤル/連絡先」アプリの機能改善
  • プリインストールの「auスマートパス」アプリが「サービスTOP」アプリに変更
  • MHL(HDMI)出力における5.1チャンネルサラウンド再生の非対応化
  • NFCを使ったXperia同士の「ワンタッチ設定」の非対応化
Android 6.0でのXperiaホーム プリインストールの「auスマートパス」アプリは、「サービスTOP」アプリに変更となる

バージョンアップ方法

 OSのバージョンアップは端末単体、またはWindows PCと接続して行う。所要時間は50分分前後かかるが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。いずれのバージョンアップ方法でも端末内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。

 端末単体でのバージョンアップは、端末設定で「端末情報」→「ソフトウェア更新」と進み、メニューから「更新」を選ぶと開始できる。データのダウンロードは無線LAN(Wi-Fi)またはモバイル回線(4G LTE/WiMAX 2+)で行う。なお、バージョンアップデータをモバイル回線でダウンロードした場合のパケット通信料金は有料となるため、端末単体での更新は無線LAN経由で行うことを強く推奨する。

 Windows PCでのアップデートは、「PC Companion」をインストールしたPCとXperiaをMicro USBケーブルで接続して行う。PCにはインターネット接続が必要となる。

 なお、以下の設定については、OSバージョンアップ後に初期(出荷時)状態に戻るので、再度設定を行う必要がある。

  • STAMINAモード
  • 「音と通知」の一部設定(着信音量、ヘッドフォン最適化、ワイヤレス再生品質、マイク感度、DSEE HXの設定)
  • 「カメラ」の撮影設定
  • 「連絡先」の一部設定(ICE情報の設定、連絡先フィルターの表示条件)
  • 「電話」の一部設定(通話履歴フィルター、スマート検索)
  • 「Eメール」の一部設定(アカウント設定、プリダウンロードの設定)
  • 「au設定メニュー」のステータスバーの連絡先表示に関する設定

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