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» 2016年06月07日 19時30分 公開

鮮やか・くっきり・麗しい――「Galaxy S7 edge」のカメラをあれこれ試す荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/5 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

Galaxy S7 edgeならではの撮影機能で遊ぶ

 S7 edgeのカメラはロック画面から起動もできるが、ホーム画面に撮影モードを指定した起動ショートカットを置くこともできる。S7 edgeのカメラ機能が持つ10個の撮影モードそれぞれを、ホーム画面に貼り付けられるのだ。「Tasks edge」にも、一部の撮影モードのショートカットを置くことができる。

 標準の「カメラ」アプリのショートカットでは、常に「自動」モードで起動する。すぐに特定モードを使いたい場合は、ショートカットを置くと非常に便利だ。

Galaxy S7 edgeの撮影モード これがGalaxy S7 edgeの撮影モード。それぞれをホーム画面に追加できる
ホーム画面に貼り付け 撮影モード10個のうち、7つをホーム画面に貼り付けてみた。料理をよく撮る人は「料理モード」を貼り付けておく、といった使い方もできる

 基本となる「自動」モードの撮影画面はこんな感じ。カメラボタンを押して撮影する。連写をしたいなら、カメラボタンを押しっぱなしにする。このあたりの仕様は従来のGalaxyシリーズのカメラと同様だ。

自動モードの撮影画面 自動モードの撮影画面

 ただし、タッチしたときの振る舞いが2パターンに増えた。通常の「タッチAF」と、新登場の「トラッキングAF」である。

 トラッキングAFは「被写体自動追尾AF」といっていい。これをオンにすると、タップした被写体が動いても構図を変えてもそれを追いかけてくれるが、AF/AE(自動露出補正)ロックが無効となり、露出補正も使えない。今まで通りの感覚で使いたいときは、トラッキングAFをオフにしておけば良い。

トラッキングAF 「トラッキングAF」をオプションとして利用できるようになった
トラッキングAF有効時のAF枠 トラッキングAFが有効な場合は、四角いAF枠が出る
画面下の画面下に露出補正がある。タッチAF後、これをスライドさせると撮影の明るさを変更できる

モーションフォトであとから動きを楽しむ

 もうひとつ新しいのは「モーションフォト」機能だ。写真を撮影するとその直前の約2秒分を動画としても残してくれる機能で、iPhoneの「Live Photos(ライブフォト)」に似た感じのものだ。

 使ってみよう。

毛繕いする猫を撮影 毛繕いする猫を撮影

 なんてことのない猫の写真だが、実はファイルサイズが11MBもある。通常の2倍以上の容量はある。なぜかというと、モーションフォト用の動画データがどうやら「写真ファイルに組み込まれてる」からだ。

 モーションフォトで撮った写真をS7 edgeのギャラリーアプリで開くと、右上に小さなモーションフォトボタンが出てくる。これをタップすると、絵が動き出すのだ。面白い。実際にS7 edgeで再生するとこんな感じだ。

ビューワーから写真を開き、モーションフォトで遊ぶの図

 モーションフォトから動画だけをMP4形式で出力することもできる。動画は960×720ピクセルで、秒間30コマとなる。

モーションフォトから切り出した動画

 さらに、モーションフォトの中から決定的な瞬間をキャプチャして静止画として切り出すことも可能だ。

切り出した“ペロリ”の瞬間 切り出した“ペロリ”の瞬間

 ただし、モーションフォトから切り出した画像はは960×720ピクセルと、ちょっと小さい。

 iPhoneのLivePhotosは、シャッターを押した前後最大3秒で、動画は1440×1080のHDクオリティだが、秒間15コマ程度と動きはちょっとカクカクだ。それに対して、モーションフォトはシャッターを押す寸前の2秒間で、動画は960×720ピクセルと解像度は小さいが、秒間30コマで動きは滑らかというところが違いとなる。

HDR「オン」と「オフ」の差は?

 普段の撮影でモーションフォトやAFに続いて意識したいのはHDR。個人的には「オート」のままでいいと思うけれども。HDRの仕組みは先ほど書いたので、ここではその差が大きく現れた例を1つ示しておく。

HDRオフで撮影した電車の運転台 HDRオフで撮影した電車の運転台
HDRオンで撮影した電車の運転台 HDRオンで撮影した電車の運転台

 窓の外の風景がきっちりと出ていて、運転台の室内の暗部が潰れずに細かいところまでよく分かるのは、HDRオンの時。等倍で見たときに小さな字までくっきり読めるのが、HDRオフの時。

 ということで、何を重視するかによって使い分けるのが良いだろう。

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