CPUの性能を測るべく、ベンチマークアプリ「AntuTu Benchmark(v6.1.4)」と「AnTuTu 3DBench」をインストールし、ベンチマークスコアを比較した。
1回目はBLADE V7 Liteが23694で、BLADE E01は24354でほぼ同じだった。両機種ともに3Dテスト中の画面はカクカクとした表示であり、ハイスペック機種の滑らかな表示には及ばなかった。2回目のスコアはBLADE V7 Liteが23430、BLADE E01が24843で、やはりほぼ同じだった。
ちなみに、価格が3万2800円(16GB)/3万5800円(32GB)でSnapdragon 617を搭載する「Moto G4 Plus」のスコアは45108だった。CPUの性能は、3万円台のミッドレンジスマホと比べると、1段落ちると考えた方がよさそうだ。
パフォーマンスといえば、「Pokemon Go(以下、ポケモンGO)」への対応も気になる。ここで重視したいのはジャイロセンサーだが、残念ながらBlade V7 Lite/Blade E01はジャイロセンサーを搭載していない。ジャイロセンサーが搭載されていないとポケモンGOの独自機能であるARモード(仮想拡張)が使えず、カメラで実際の風景のを写しながらポケモンを捕まえられないので注意が必要だ。なお、両機種ともにポケモンGOのダウンロードとインストールは問題なく行える。
ハイスペックのスマートフォンは、価格を考えるとなかなか気軽に手を出せるものではないが、1〜2万円台なら「試しに使ってみよう」と思える。UIもシンプルで使いやすいし、大容量のゲームを頻繁にプレイするといった使い方でなければ、十分なコスパを実感できるだろう。
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