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» 2016年11月07日 13時30分 公開

使い勝手をより磨いたスリムなタフネススマホ「URBANO V03」登場約1年半ぶりの新モデル

auのVoLTE対応「URBANO」スマートフォンの第3弾が約1年半ぶりに登場する。電話専用キーの搭載など、フィーチャーフォンからの乗り換えを意識した使い勝手の向上が図られている。

[井上翔ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラー電話は11月7日、京セラ製Androidスマートフォン「URBANO V03」を発表した。発売は12月上旬を予定している。

URBANO V03 「URBANO V03」。カラーは左からブリティッシュグリーン、ローズピンク、ロイヤルブラック

 V03はMIL規格のタフネスボディー、押し込める物理ボタンのナビゲーションキー、画面全体が受話部として使える「スマートソニックレシーバー」など、先代の「URBANO V03」で好評だった要素を引き継ぎつつ、ハードウェア面のスペック向上、「電話ボタン(電話専用キー)」の搭載など、使い勝手をより向上している。

 電話ボタンは長押しすると電話着信時には着信操作を、それ以外のシーンでの画面点灯時にはauフィーチャーフォンではおなじみの「ペア」画面が表示されるようになっている。

電話ボタン(電話専用キー) 電話ボタン(電話専用キー)
ペア画面 電話アプリには、auフィーチャーフォンではおなじみの「ペア」画面を搭載。電話ボタンの長押しで呼び出すこともできる

 プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 430」(CPU部は1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア構成)を採用する。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBで、外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは5型のHD(720×1280ピクセル)のTFT液晶を搭載する。バッテリーの容量は2600mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。

 カメラはアウトカメラが1300万画素、インカメラが500万画素のセンサーを採用している。

 国内でのモバイル通信は4G LTE、WiMAX 2+に対応する。キャリアアグリゲーションには非対応で、最大通信速度は下り150Mbps/上り25Mbps(ともに4G LTEエリアでの理論値)となる。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応する。

実機画像(正面) URBANO V03の実機画像(正面)
実機画像(背面) URBANO V03の実機画像(背面)。塗装処理はローズピンクのみ非光沢(マット)で、その他2色は光沢付き(グレア)だ
ブリティッシュグリーンの正面 ブリティッシュグリーンの正面。ホーム画面(アプリ)の出荷時設定は「エントリーホーム」となった
ブリティッシュグリーンの背面 ブリティッシュグリーンの背面。先述の通り、この色の背面は光沢があるため、光源の具合によっては顔が映り込む
上面下面 本体の上面にはNano SIM/microSDスロットとイヤフォンマイク端子がある(写真=左)。下面にはストラップホールとMicro BタイプのUSB端子がある(写真=右)
左側面 左側面には「V03」「QUALCOMM 3G/4G」の刻印が。なお、V03の「3G」はUMTS(W-CDMA)規格で、基本的には国際ローミング用となる
右側面 右側面には先述の「電話ボタン」の他に、電源キーとボリュームキーがある
「URBANO V03」の主な仕様
機種名 URBANO V03
メーカー 京セラ
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937)/1.4GHz 4コア+1.1GHz 4コア
メインメモリ 2GB
内蔵ストレージ 16GB
外部ストレージ microSDXC(最大200GB)
ディスプレイ 約5型 HD TFT液晶
解像度 720×1280ピクセル
連続通話時間 1110分(VoLTE)
連続待受時間 690時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 2600mAh(ユーザーによる交換不可)
アウトカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー ブリティッシュグリーン、ローズピンク、ロイヤルブラック
サイズ 約72(幅)×145(高さ)×8.9〜9.2(奥行き)mm
重量 約137g

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