薄くてスタイリッシュ――Spigenの非接触充電パッド「F302W」を試す

» 2017年01月30日 17時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 世に出ているスマートフォンやモバイルバッテリーの一部は、ケーブルをつながずに充電できる「非接触(ワイヤレス)充電」に対応している。その多くは、Wireless Power Consortium(WPC)が定める「Qi(チー)」規格に準拠している。

 現在日本で販売中のスマホでは、サムスン電子製の「Galaxy S7 edge」が、少しさかのぼると同社製の「Galaxy S6 edge」「Galaxy S6」やモトローラ・モビリティ製の「Nexus 6」などがQi規格の非接触充電に対応している。Qi規格に準拠した非接触充電パッドも複数のメーカーが発売している。

 デジタルガジェットアクセサリーを販売しているSpigen(シュピゲン)では、Qi規格と互換性のある充電パッド「F302W」を参考価格2990円(税込)で販売している。この記事では、F302Wの使い勝手をレビューしていく。

Spigen「F302W」のパッケージ Spigen「F302W」のパッケージ

とにかくコンパクトで薄い

 F302Wの最大の特徴は、とにかくコンパクトで薄いということだ。パッド部のサイズは83.8(幅)×74.8(高さ)×4(厚さ)mmで、一般的なカップコースターとほぼ同じサイズだ。これぐらいであれば、どこにでも持ち運べる。

 電源はUSB Mini-B端子から供給する。本体にはUSBケーブルは付属しているが、電源を供給するためのACアダプター類は別売りとなる。Spigenでは、充電速度面から5V/2A出力のACアダプターと接続することを推奨している。

カップコースターに重ねてみる 紙製のカップコースターの上にF302を重ねてみる。ほぼ同じフットプリントであることが分かる
厚さは4mm 厚さはわずか4mm。「USB Micro B端子プラスアルファ」といった具合だ
付属品はシンプル 本体以外の付属品は取扱説明書とUSBケーブル(A to Micro B)のみ。ACアダプターは別途用意しよう。なお、取扱説明書には日本語の記載はない

位置合わせは“手動”で

 Qi対応の充電パッドの中には、可動式のコイルを搭載して充電開始時の“位置合わせ”をしなくても済むように配慮しているものもある。しかし、このような機構を採用すると、どうしても充電パッドのサイズが大きくなってしまう。

 F302Wの場合、コンパクトであるがゆえにコイルは固定式となっている。そのため、充電を開始する際は充電する機器との位置合わせが必要となる。F302W側のコイルの外周部は、表面にうっすらと見えている。その“中心”に、Qi対応充電機器の「Qi」マークを合わせるように置こう。

コイルの位置 コイルの外周は、写真の赤丸で示した部分にある。この中心に充電機器の「Qi」マークを置くようにする

 充電の準備ができているとF302Wに付いているLEDは赤く光る。充電機器を置いてLEDが青色に変われば、非接触充電が進行中ということになる。

 ……と言うのは簡単なのだが、位置合わせは思ったよりも簡単ではない。F302WのLEDとスマホ・バッテリーのインジケーター表示を見つつ、「ピンポイント」を見つけていこう。

LEDが赤色 LEDが赤く光っているときは「充電準備完了」となる
LEDが青色 位置合わせをして、充電が行われるとLEDが青色に変わる

 非接触充電は、スマホにケースを着けたままでも行える。ただし、ケースなどに金属が含まれている場合は充電を正常に行えないことがあるので注意しよう。

ケースを着けたまま充電 ケースを着けたままでも充電可能

 非接触充電は充電の度にケーブルをつなぐ煩わしさからユーザーを解放してくれる。Qi規格に準拠した非接触充電に対応したスマホやモバイルバッテリーをお持ちの方は、比較的価格もお手頃でコンパクトなF302Wをぜひ試してみてほしい。

※ Spigenの「F302W」は、WPCの定める「Qi互換性テスト」に合格した製品ではありませんが、記事作成時の検証では同テストに合格した「Galaxy S7 edge SC-02H」(サムスン電子製)で充電できることを確認しています。

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