米Googleは3月13日、「Carrier Services」のアップデートを日本を含む世界で公開した。インストールした覚えのないアプリのアップデート表示に戸惑うユーザーも多いようだ。
アイコンから、「Google Play開発者サービス」などと同じ、Googleのサービスを提供するためのプログラムであることは分かる。
アップデート画面の「最新ニュース」には「多数の新機能とバグ修正」とのみ書いてあり、アプリの説明欄には「Carrier Servicesは通信キャリアが最新ネットワーク技術を採用するモバイルサービスを提供することを支援する。Androidメッセージアプリの拡張機能のサポートを含む」とある。
Googleは2月、Androidの標準SMSメッセージングアプリ「メッセンジャー」の名称を「Androidメッセージ」に変更した。その際に、通信キャリアがRCS(Rich Communication Service)標準をサポートすれば、Androidメッセージでグループチャットや写真の共有などができるようになると説明した。今回のCarrier Servicesのアップデートはそのためのもののようだ。
Google Playストアのレビュー欄(米国版)は、このアップデートに戸惑うユーザーによる「アップデートしたら端末が電子レンジになったよ」「空を飛べるようになったし、バッテリー持続時間が18時間になった」などの冗談が多数掲載されている。
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