私が「Apple Watch Series 2」を手放せない理由(1/3 ページ)

» 2017年04月04日 12時10分 公開
[すずまりITmedia]
Apple Watch Series 2

気が付いたらApple Watchを使い続けていた

 待ちに待った春がやってきました。新生活を送る方々は不安と緊張と期待が入り交じっていることでしょう。

 新生活で新調したくなるものの1つに腕時計があります。あくまでも個人的なイメージですが、新しい生活は新しい腕時計で時を刻みたい、そんな感じがあるのです。

 今、腕時計を買うなら何がいいでしょう。現代ならスマートウォッチ、例えばApple Watchなどいかがでしょうか。

 実は筆者はApple Watchが世に登場した頃からのユーザーです。今腕に巻いているのは2代目の「Apple Watch Series 2」。42mm シルバーアルミニウムケースにパールウーブンナイロンのバンドのセットを使っています。モノトーンの服に合わせたい。そしてずっと付けていたい。運動するときも使いたい。もちろん炊事などの家事のときも――。そんなニーズからこの組み合わせになりました。

 使い始めてから大分たっていますし、洗いものをする最中もずっと付けているので、パールウーブンナイロンのバンドにだいぶ使用感が出てきてしまいました。しかし、それくらい手放せない存在になっています。

Apple Watchで何をしている?

 Apple Watchは、iPhoneと連携させて使うスマートウォッチです。着信、メール、SMS、さまざまなSNSからのメッセージ、ニュースなど、iPhoneの通知を表示するのはもちろん、かかってきた電話に出ることができますし(通話もできる!)、iPhoneを通じてアプリをインストールすることで、機能を増やし、単独でも活用できます。

 初代モデルが登場したときは、まだみんな疑心暗鬼だったと思います。通知が来ても「でも、iPhoneで見ればいいんじゃない?」。そんな感じだったはず。実際に自分もそうでした。まだあれもこれも足りないんじゃない? そんなことを思っていました。

 やがてOSもアップデートされ、新しいモデルも登場しました。今では最近通い始めた24時間運営のマシン専用ジムの入口で、手首のApple WatchをカードリーダーにかざしてSuicaでスポーツドリンクを買いながら、「考えてみたらApple Watchも随分いろんな場面で活躍するようになったな」としみじみ思うのです。

 つまり、“通知された情報を見るだけのデバイスではなくなってきている”というのが大きな理由なのです。

Apple Watch Series 2 マシン専用ジムの入口にある自動販売機で、スポーツドリンクを購入。お財布や小銭を出す必要がないのでとてもスピーディ

 せっかくなので、自分が何に使っているのか、具体的にリストアップしてみました。

日常生活で

  • 時間の確認
  • 天気の確認
  • スケジュールの確認
  • 電話の着信通知
  • 防災情報や緊急情報など、速報の受信
  • ニュースアプリから定期的に配信されるニュースの閲覧
  • メールやメッセージなどiPhoneからの各種通知確認
  • iPhoneで再生中の曲のコントロールやプレイリストの切り替え
  • Dockからタイマーを起動し、カップ麺の3分を測定するなど
Apple Watch Series 2 出がけにその日の天気を確認

仕事中に

  • MacBook ProやAirのロック解除
  • 50分に1回立ち上がるよう促されるので、トイレにいったり、お茶を入れたり
  • たまに深呼吸セッションが作動するので、促されるままに深呼吸
  • 歩数を見てあまりに少ないと思ったときは、休憩がてら買い物へ
Apple Watch Series 2 Apple Watchをしているときは、MacBook ProやAirのロック解除ができるように設定
Apple Watch Series 2 最初はうっとうしいと思っていましたが、これくらいされた方が動くようになります。トイレに行ったり、ゴムバンドで肩コリをほぐしたりします
Apple Watch Series 2 表示と振動に合わせて深呼吸。時間に追われて気持ちに余裕がなくなっているときの深呼吸は、落ちつくために効果的です

外出時に

  • Suicaで電車、バス、タクシーなどの運賃支払い
  • Suicaでコンビニや自動販売機での商品購入における支払い
  • 運動量と消費カロリーの具体的な数値のチェックと、「アクティビティ(活動量)」の確認
  • たまに「Pokemon GO」をプレイ
Apple Watch Series 2 もはやこれなしではいられない! というくらい利用する「Suica」

運動時に

  • Suica対応の自動販売機でスポーツドリンクを購入
  • ジムでエクササイズするとき、「ワークアウト」を起動し、運動時間と消費カロリー、心拍数を小まめにチェック。終わったら保存
  • Apple Watchで再生中の曲のコントロール、プレイリストの変更、音量変更
Apple Watch Series 2 ワークアウトモードで。ハードに動いていても文字が見やすくて助かります
Apple Watch Series 2 iPhoneまたはApple Watch内のプレイリストをコントロール

 こうして振り返ると、単に情報を閲覧するだけでなく、体を動かすきっかけにもなっていることが分かります。

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