NTTドコモは5月24日、時間的・距離的に離れている家族間のコミュニケーションをサポートするホームデバイス「petoco」をフォーティーズと共同開発したと発表した。
開発背景には、子供がいる共働き家庭の増加などで親と子の在宅時間のギャップが生じている問題がある。これに対して、家族間でコミュニケーションできるデバイスを家に置くことで、家にいる子供と外にいる親のスマートフォンをつなごうというのがpetocoの狙いだ。
petocoはテキスト、静止画、動画によるメッセージのやりとりや、ビデオチャットが可能。顔認識機能を持ち、あらかじめ顔を登録しておくことでユーザーに応じたメッセージを提供できる。メッセージのテキストはpetocoが読み上げる。他にも、Bluetoothで連携することでスマホから音楽の再生や、インテリアランプとしても使用できる。
petocoの操作は音声による対話で行う。このUIにはNTTドコモの「自然対話プラットフォーム」や音声・画像認識技術が用いられている。これらの技術をフォーティーズにライセンス提供し、フォーティーズがpetocoを製作、販売する形だ。
petocoのは2017年夏にフォーティーズからトライアル販売される予定。
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