NTTドコモが、5月下旬に同社オリジナルのタブレット「dtab Compact d-01J」を発売する。カラーはGoldとSilverの2色。Huaweiの「MediaPad M3」がベースになっている。なお通話機能はサポートしていない。
前モデルの「d-02H」と幅124mmは変わらないが、画面サイズは8型から8.4型に大きくなり、解像度もWUXGA(1200×1920ピクセル)からWQXGA(1600×2560ピクセル)にアップした。Microsoft Officeをプリインストールしており、外出先で資料を編集するなど、ビジネスシーンでの利用も見込んでいる。
指紋認証にも対応しており、ロック解除はもちろん、dアカウントのログインや、dマーケットでの決済などでも活用できる。
プロセッサはHiSiliconの「Kirin 950」、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは16GB。カメラはアウトとインいずれも800万画素CMOSを搭載している。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。デュアルスピーカーには、harman/kardonと共同開発した音響技術を搭載している。
OSはAndroid 6.0で、ドコモによると、7.0へのバージョンアップも検討しているとのことだが、7.0の新機能であるマルチウィンドウに対応するかは未定。
dtab Compact d-01Jは、SIMカードを内蔵させ、遠隔で契約情報の書き換えができる「eSIM」に対応している。あらかじめドコモeSIMカードが取り付けられているので、ドコモオンライショップで購入した場合、電源を入れるだけでSIMの情報がダウンロードされ、アクティべーションが完了する(従来はオンラインで購入した場合、ユーザーがWebや電話などから手動でアクティべーションをする必要があった)。
なお、ドコモeSIMカードをeSIM非対応機種に差し換えて使うことはできない。d-01JからeSIM非対応機種に変更する場合は、別途ドコモUIMカードの再発行が必要となる。
機種名 | dtab Compact d-01J |
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メーカー | Huawei |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | HiSilicon Kirin 950/2.3GHz 4コア+1.8GHz 4コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 16GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
ディスプレイ | 約8.4型WQXGA TFT液晶 |
解像度 | 1600×2560ピクセル |
連続通話時間 | − |
連続待受時間 | 約700時間(LTE)、約800時間(3G) |
バッテリー持ち時間 | 非公表 |
バッテリー容量 | 4980mAh |
アウトカメラ | 有効約800万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー | Gold、Silver |
サイズ | 約124(幅)×216(高さ)×7.3(奥行き)mm |
重量 | 約325g |
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