NTTドコモが、5月26日にソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia XZs SO-03J」を発売する。カラーバリエーションはブラック、ウォームシルバー、アイスブルー、シトラスの4色展開。Xperia XZsはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが取り扱う。
デザインや基本スペックはXZを継承しており、ディスプレイは5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶、プロセッサはQualcommのSnapdragon 820、内蔵ストレージは32GB、バッテリーは2900mAhと同じだが、メインメモリは3GBから4GBへ拡張された。電源キーには指紋センサーを搭載。おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグ、IP68の防水・防塵(じん)にも対応している。通信速度は3波のキャリアアグリゲーションと256QAMの技術により、理論値で下り最大500Mbpsをサポートする。
Xperia XZと同様、高輝度なメタル素材「ALKALEIDO(アルカレイド)」を採用しているが、Xperia XZsではサンドブラスト加工を施してマットな質感に仕上げた。
有効約1920万画素CMOSのアウトカメラには、ソニーのメモリ積層型CMOSセンサー(Exmor RS for mobile)を用いた「Motion Eyeカメラシステム」を採用。最大960コマ/秒のスーパースローモーション撮影と、あらかじめ画像を保存することで1回のシャッターで4枚を撮影する「先読み撮影」が可能になった。また従来より5倍速く画像を読み込んで撮影時のゆがみを抑えられるようになった。
カメラの画素数はXperia XZの2300万から1920万に減ったが、センサーサイズは1/2.3型と変わっていないため、1画素あたりのサイズが約19%(1.12μm→1.22μm)大きくなり、より多くの光を取り込めるようになった。これにより、暗い場所でも明るく撮影しやすくなる。インカメラは1320万画素CMOSを搭載している。
| 機種名 | Xperia XZs SO-03J |
|---|---|
| メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
| OS | Android 7.1 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 |
| メインメモリ | 4GB |
| ストレージ | 32GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
| ディスプレイ | 約5.2型フルHD |
| 解像度 | 1080×1920ピクセル |
| 連続通話時間 | 約1220分(LTE)、約850分(3G)、約740分(GSM) |
| 連続待受時間 | 約590時間(LTE)、約650時間(3G)、約480時間(GSM) |
| バッテリー持ち時間 | 約95時間 |
| バッテリー容量 | 2900mAh |
| アウトカメラ | 有効約1920万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約1320万画素CMOS |
| ボディーカラー | アイスブルー、ウォームシルバー、ブラック、シトラス |
| サイズ | 約72(幅)×146(高さ)×8.1(奥行き)mm |
| 重量 | 約161g |
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