ラギッド・アーマー(Rugged Armor)は、柔軟性と頑丈さを兼ね備えるプレミアムTPU素材を採用する耐衝撃ケースだ。タフ・アーマーと同様に、MIL規格準拠の耐衝撃性、クモの巣パターンや角からの衝撃を和らげるエア・クッションも備えている。参考価格は2290円だ。
カラーはブラックのみで、今まで紹介してきたケースと比べると若干地味にも思える。しかし頑丈さにこだわった設計は変わりないので、「過剰な装飾はなくてもいいから、とにかくタフで手頃なケースがほしい!」という人には特にお勧めだ。
S8用ラギッド・アーマーは公式ストアやAmazonストアで販売中。S8+用は参考価格2490円で公式ストアやAmazonストアで販売している。
シン・フィット(Thin Fit)は、ポリカーボネート素材を使った薄型ケースだ。他のSpigenケースと比較すると、とにかく薄くて軽いことが大きな特徴だ。参考価格は2290円となる。
今まで紹介したケースは本体キーの部分に対応するボタンを備えていたが、シン・フィットについてはキー部分を切り抜いて対応している。本体に合わせて切り抜いているため、デザイン上の違和感はない。
S8用シン・フィットはコーラルブルーの他、ブラック、ゴールドメープル、グレイオーキッドの4色から選べる。販売は公式ストアやAmazonストアで行っている。
なお、シン・フィットにはS8+用もある。カラーラインアップはS8用と同様で、参考価格は2490円となる。販売は公式ストアやAmazonストアで行っている。
スターターパックは「Galaxy S8用アクセサリーの詰め合わせ」だ。
ウルトラ・ハイブリッド(クリスタルクリア)のほか、「スタイルリング(オーキッドグレー)」(パック限定色)、「USB 3.1 Type-C ケーブル C10C0」、USB Micro B端子をType-C端子に変換する「USB Type-Cアダプター」(単品取り扱いなし)と画面保護フィルム「ネオフレックス」を1つの箱に収めている。参考価格は7990円で、公式ストアやAmazonストアで販売している。それぞれを単品で購入するよりも、少しおトクという価格設定だ。
ケースとして付属するウルトラ・ハイブリッドは、TPU素材のバンパーとポリカーボネートを組み合わせて作られたシンプルなハイブリッドケース。クリアケースで発生しやすいグレア(にじみ)を抑える加工が施されており、本体の色味を生かしたい人には特にお勧めだ。
スターターパックのUSB 3.1 Type-C ケーブルとUSB Type-Cアダプターは、日本版のGalaxy S8/S8+本体にはUSBケーブルや充電用アダプターが付属しないことを考えると非常に便利だ。
前者は「USB 3.1 Gen1(USB 3.0規格相当)」に対応している。このケーブルでUSB 3.0/3.1対応のPCとGalaxy S8/S8+を接続すると、双方の本来の転送速度を生かすことができる。後者は手持ちのMicro USBケーブルや同端子対応のACアダプターを使ってGalaxy S8/S8+を充電する際に役立つ。
ネオフレックスは、Galaxy S8のエッジスクリーンに対応した画面保護フィルムで、付属の液体で湿らせて貼り付けることが大きな特徴だ。単品販売のものと同様に、フィルムは2枚セットなので、傷付いた際の貼り替えも安心だ。
なお、ネオフレックスはSpigenのケースとの相性はバッチリで、貼り付けた後にケースを着けたらフィルムが剥がれる……ということはない。ただし、他社ケースを装着した際には形状次第ではフィルムが剥がれることがあるので注意しよう。
なお、スターターパックにはGalaxy S8+用(公式ストア/Amazonストア)もある。参考価格はS8用と同じく7990円となっている。
Spigenのケースは、用途や予算に合わせていろいろと選べることが魅力だ。実際に着けたり外したりを繰り返すと、安いものでも品質面で妥協していないことが良く分かる。
筆者的には、本体の美しさを生かしたいのでスターターパックに付属するウルトラ・ハイブリッドのクリスタルクリアをお勧めしたい。単品購入時の参考価格は2790円だ。
Spigenのケースは使ってみて損をすることはない。予算、見た目や必要な機能を考えてじっくり選んでみてほしい。
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