NTTドコモは10月16日、サムスン電子製Androidスマートフォン「Galaxy Note8 SC-01K」を発表した。発売は10月26日を予定している。
SC-01Kは、9月にグローバル発表された「Galaxy Note8」のドコモ向けモデル。ドコモでGalaxy Noteが販売されるのは、「GALAXY Note Edge SC-01G」以来3年ぶりとなる。
日本向けのカスタマイズとして、おサイフケータイ(モバイルFeliCa)とフルセグ・ワンセグ(地上波デジタルテレビ放送)の受信に対応したほか、ドコモのLTE-Advanced通信サービス「PREMIUM 4G」の下り最大788Mbps(理論値)での通信もできるようになっている。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 835」(CPU部は2.35GHz×4コア+1.9GHz×4コア)を搭載し、メインメモリは6GB、内蔵ストレージ64GBを備える。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応する。
画面にはQHD+(1440×2960ピクセル)の6.3型Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用。このディスプレイは「Infinity Display」と名付けられ、画面のアスペクト比は9:18.5で、四隅が丸みを帯びている。HDR(高ダイナミックレンジ)表示にも対応している。Galaxy S8/S8+と同様、ナビゲーションバーは画面内表示となり、ホームキー付近には感圧センサーを備えている。
アウトカメラは「1200万画素センサー・F1.7レンズ」の広角カメラと「1200万画素センサー・F2.4レンズ」の望遠カメラのデュアル構成で、どちらも光学手ブレ補正機能を備えている。簡単な操作で2倍の光学ズームが可能なほか、2つのカメラを生かした「ライブフォーカス撮影」や「デュアルキャプチャー」にも対応している。インカメラは800万画素センサーにF1.7レンズの組み合わせとなっている。
スタイラスペン「Sペン」は本体と同じくIP68等級の防塵(じん)・防水性能を確保しており、水にぬれた状態でもスタイラス操作ができる。筆圧は4096段階で検出可能で、本体のスリープ中もメモが取れる「画面オフメモ」にも対応した。描いた(書いた)絵や文字をアニメーションGIFとしてシェアできる「ライブメッセージ」も利用できる。
バッテリー容量は3300mAhで、ユーザーによる交換はできない。出荷時のOSはAndroid 7.1だが、後日Android 8.0へのバージョンアップが実施される予定となっている。
本体セットにはAKGとコラボレーションしたハイレゾ対応イヤフォンマイクとクリアケースが付属する。
au向けと同じく、ボディーカラーはMidnight BlackとMaple Goldの2色展開となる。サイズは75(幅)×163(高さ)×8.6(奥行き)mmで、重量は約190gとなる。
SC-01Kの発売を記念して、この機種の購入者の中から抽選で888人に360度カメラ「Galaxy Gear 360(SM-R210)」をプレゼントするキャンペーンが実施される。
応募には特設サイトでの申し込みが必要となる。事前予約は不要だが、事前予約をした場合は当選確率が2倍となる。
機種名 | Galaxy Note8 SC-01K |
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メーカー | サムスン電子 |
OS | Android 7.1.1(Android 8.0にバージョンアップ予定) |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 835/2.35GHz 4コア+1.9GHz 4コア |
メインメモリ | 6GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
ディスプレイ | 約6.3型QHD+ Super AMOLED |
解像度 | 1440×2960ピクセル |
連続待受時間 | 約310時間(LTE)/約330時間(3G)/約270時間(GSM) |
バッテリー容量 | 3300mAh(ユーザー交換不可) |
アウトカメラ | 約1200万画素広角+約1200万画素望遠 |
インカメラ | 約800万画素 |
ボディーサイズ | 約75(幅)×163(高さ)×8.6( 奥行き)mm |
重量 | 約190g |
ボディーカラー | Midnight Black、Maple Gold |
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