ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「C1002S」です。
C1002Sは、2001年10月にソニーとエリクソン(スウェーデン)が設立した合併会社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ」が日本で初めて発売したケータイです。
コンパクトな折り畳みボディーを持ち、背面のパネルが交換できる「着せかえ」モデルです。カラーバリエーションごとに各3種の着せ替えパネルが付属するほか、多数の別売りパネルも販売されました。
当時のauでは、「ハイパフォーマンスタイプ」「スタンダードタイプ」「シンプルタイプ」の3つのラインアップに切り替えた直後。C1002Sは「EZweb」と「EZweb@mail」(Eメール)に対応するシンプルタイプに属し、次世代サービスとして導入したばかりのGPSや動画再生機能には対応していませんでした。
それでも、デザイン性の高さ、同社の代名詞ともいえる「ジョグダイヤル」や予測変換機能の「POBox」を備えていることから、当時の売れ筋端末として人気の高い製品でした。
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