「iPhone X」の便利ワザ:恋しい「ホームボタン」を“復活”させる方法

» 2017年12月14日 18時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 「iPhone X」が登場して1カ月経過しました。今までのiPhoneとの違いに「すっかり慣れたからもっと便利に使いたい!」という人もいれば「全然慣れないから慣れる方法を教えてほしい……」という人もいると思います。

 そこで、iPhone Xに慣れた人、慣れない人のどちらにも役に立つ“ワザ”をこれから数回にわたって紹介していくことになりました。

 今回は、なくなって困っている人も多いであろう「ホームボタン」を“復活”させるワザを紹介します。

iPhone 7とiPhone X 今まであった「ホームボタン」(左)がなくなってしまった……

解決方法は「Assistive Touch」

 いろいろな人にとって使いやすくなるように、iPhone(iOS)には「アクセシビリティ」設定が用意されています。「設定」を開いて「一般」→「アクセシビリティ」と進むと、さまざまなアクセシビリティ機能が出てきます。

一般から……アクセシビリティに行く 設定を開いて「一般」→「アクセシビリティ」と進むと、さまざまなユーザー補助機能が用意されている

 この中にiPhoneのさまざまな操作を画面タッチで操作できるようにする「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」の設定項目があります。このAssitiveTouchこそが、iPhone Xにホームボタンを“復活”させるために必要な機能なのです。

 AdaptiveTouchを有効にするには、設定項目内の「AssitiveTouch」のスイッチをオンにします。すると、画面にホームボタンを彷彿(ほうふつ)とさせる白い円が出てきます。

AssistiveTouchを選んで……スイッチを入れる アクセシビリティの中にある「AssistiveTouch」を選択し、スイッチをオンにすると……
AssitiveTouch 画面に白い円が出現する

 この円(AssitiveTouchボタン)を1回タップすると、標準設定では「最上位メニュー」が表示されます。このメニューの中にある「ホーム」をタップすると、ホームボタンを1回クリックした時と同じ効果を得られます。つまり、ほとんどのシーンでホーム画面に戻れるのです。

「ホーム」をタップすると……ホーム画面に戻る AssitiveTouchの「最上位メニュー」からホームを選ぶと(左)、ホーム画面に戻る(右)。なお、右の画像からも分かる通り、AssitiveTouchのボタンそのものはスクリーンショットには写らない

「ホームボタン」により近づける

 このように、AssitiveTouchを活用すると従来のホームボタンに「近い」機能を実現できますが、これでは不十分です。そこで活用したいのが「カスタムアクション」という設定です。

 カスタムアクションでは、AssitiveTouchボタンを「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」「3D Touch(強押し)」した場合の挙動を個別に設定できます。これを以下のように設定すれば、昔懐かしのホームボタンにより近づきます

  • シングルタップ→ホーム
  • ダブルタップ→マルチタスク
  • 長押し→Siri

 ダブルタップと長押しについては、検出時間のしきい値も合わせて設定可能です。もっと短く(長く)したい時に活用しましょう。

おすすめ設定長押しの設定 「カスタムアクション」を左の画像のように設定すると、ホームボタンの使い勝手に近づく。ダブルタップと長押しについては、検出時間のしきい値を変更可能(右の画像は長押しの場合)

 AssitiveTouchボタンは、画面の端部であれば自由に移動可能です。画面下部の中央あたりに置くと、今までのiPhoneに近い感覚で操作できます。

画面下の真ん中に持ってきた AssitiveTouchボタンを画面下の中央近辺に持ってきた図

 ただ、ここにAssitiveTouchボタンを置くとアプリや「バー」の操作に支障をきたす場合があります。そんな時はボタンを一時的に移動……するのも良いですが、アクセシビリティの「ショートカット」にAssitiveTouchを割り当てることをおすすめします。こうすると、サイドボタン(電源キー)を3回クリックする度にAssistiveTouch(≒ボタンの表示)をオン/オフできて非常に便利です。

ショートカット サイドボタンの「ショートカット」を「AssistiveTouch」に指定すれば、サイドキーのトリプルクリックでオン/オフを切り替えできるようになる

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