まもなく、「iPhone X」が出て1カ月たちます。ホームバーやFace IDにはすっかり慣れましたが、どうしてもAppスイッチャーの仕様変更には慣れません。「iPhone 7」との併用をやめてしまえば、慣れることができるのでしょうか……?
それはさておき、iPhone Xを使っていてすごく気になる点があります。それは表示が最適化されていないアプリがまだ少なくないことです。
ということで、筆者がよく使うアプリの最適化ぶりを見ていきます。
筆者が使っているiPhone XはSIMロックフリーですが、普段はNTTドコモのデータプランを契約したNano SIMを入れて使っています。そのため、ドコモサービスを使うためのアプリを多めに入れてあります。
ドコモ純正アプリの最適化状況はどんなものでしょうか。まず「dアニメストア」「My docomo」アプリを見てみましょう。
ご覧の通り、きちんと最適化されています。dアニメストアアプリは若干分かりづらいですが……。
以前取り上げた「dアカウント設定」も、Touch ID表記のままではありますが、表示自体は最適化されました。
しかし、残念なことに「iコンシェル」や「しゃべってコンシェル」のアプリはまだ最適化されていません。
次に、Googleが提供するサービスのアプリはどうでしょう。
「Google」「YouTube」の両アプリは問題ありません。きちんとiPhone Xに最適化されています。
ところが、「Gmail」と「Googleマップ」のアプリは最適化されていません。
このように、iPhone Xの画面への最適化は、同じ提供(開発)者でもアプリによってマチマチです。肌感覚でしかありませんが、現時点でもアプリの2〜3割は最適されていないと思います。
最適化されていなくても実用はできますが、もっと広々と画面を使うには最適化は不可避です。今後、時間が解決してくれるのかもしれません。
……が、「Pokemon GO」、キミだけは最適化してほしくなかった……。モンスターボールを投げるとホームバーに触れてしまってホーム画面に戻ってしまうんだ……(筆者のスタイルだと)。
まあ、普段はAndroidスマホでプレイしているから良いか(解決していない気もするけれど)。
【訂正】一部、操作性に関する誤解を招く表現がありましたので修正しました(11月30日16時15分)
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