今日(11月3日)、いよいよ「iPhone X」が発売されます。それに先だって、ITmedia Mobile編集部にもiPhone X(シルバーの256GBモデル)がやってきました。
普段、筆者は「iPhone 7」を使っています。それに慣れすぎているがゆえに、iPhone Xの操作に戸惑ってしまいました……。今回は、iPhone Xの操作において特に注意したい点を3つ書きとめておきます。
iPhone Xにはホームボタン(Touch ID)がありません。従来はホームボタンを押せばホーム画面に戻ることができましたが、iPhone Xではそれができません。
アプリ起動中にホーム画面に戻りたい場合は、画面下に出ているバーを軽く上にスワイプしましょう。
ホームボタンがないことは、アプリの切り替えにも影響します。
アプリの切り替えをしたい場合は、画面下に出ているバーを左右にフリックしてください。バーが出ないホーム画面でも、画面の下端を右にフリックすれば直前に表示していたアプリに戻れます。
Appスイッチャー(最近起動したアプリの一覧)を表示したい場合は、画面の下端部のバー(ホーム画面では画面下端部を途中までスワイプして少し止めてから指を離します。
この画面からアプリを消去したい(終了させたい)場合、上方向にスワイプ……するとホーム画面に戻ってしまいます。ここが、従来のiPhone(iOS)に慣れていれば慣れているほどペインポイントなのです。
iPhone XにおいてAppスイッチャーからアプリを消去したい場合は「アプリのサムネイル表示を長押し→削除マークをタップ or サムネイルを上方向にスワイプ」という手順を取ります。従来と比べると手数はむしろ増えています。
画面下端部からのスワイプといえば、従来のiPhoneでは「コントロールセンター」の呼び出しに使っていた操作。iPhone Xではどうやって呼び出すのでしょうか……?
答えは、画面右上のインジケーターを下方向にスワイプ。これで呼び出せます。
ちなみに、画面右上以外の画面上部をスワイプすると、従来通り通知を確認できます。
以上の3点は、iPhoneを使い込んでいた人ほど戸惑いも多いはず。見方を変えれば、この3点にさえ慣れることができれば、iPhone Xは充実するはずです。
iPhone Xを購入する皆さん、あるいは購入を検討している皆さんにとって参考になれば幸いです。
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