2018年1月8日〜2018年1月14日
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年1月8日から1月14日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
1位の「au春モデル発表 au初のHuaweiスマホやQuaシリーズなど7機種」は、au(KDDIと沖縄セルラー電話)の2018年春モデルを紹介した記事です。
auの春モデルはミドルレンジスマートフォンとタブレットが主体です。その中でも、ファーウェイの「HUAWEI nova 2」がラインアップに含まれていることが注目すべきポイントです。
au向けの「HUAWEI nova 2」は、ファーウェイとしては初めてのau向けスマホ。HiSilicon(中国Huaweiの子会社)が開発した独自プロセッサ「Kirin659」を採用していますが、「au VoLTE」にもしっかり対応しています(当然といえば当然ですが)。
ファーウェイは以前、NTTドコモやソフトバンク(旧ソフトバンクモバイルと旧イー・モバイル)向けにスマートフォンを納入していましたが、ここ最近の大手キャリア向けビジネスはルーターとキッズケータイが中心。スマホはSIMロックフリー市場で展開していました。例外といえばソフトバンクの「Y!mobile」ブランド向けの「LUMIERE(P8liteベース)」と「HUAWEI nova lite for Y!mobile」ぐらいです。
このau向けnova 2をきっかけに、他の大手キャリアでもHuaweiスマホが登場するようになるか、注目です。
ランキング2位の「ソニー、“スーパーミドルレンジ”Xperia XA2/XA2 Ultraを2月発売へ L2は1月」は、米ネバダ州ラスベガス市で開催されていた「CES 2018」に合わせて発表されたXperiaのミドルレンジモデルに関する記事です。
Xperiaの「第3章」において中価格帯を担うべく登場した「Xperia XA」シリーズは、それ以前の「Xperia M」シリーズと同様に日本では展開されていません。XA/XA UltraをモデルチェンジしたXA2/XA2 Ultraも例外ではなく、日本での発売予定はありません。
しかし、両機種を見ると今後のハイエンドモデルを「示唆」するような取り組みも見受けられます。例えば、XA2 UltraはXperia初となる「デュアルカメラ」を搭載しています。この機種ではインカメラがデュアル構成ですが、今後のハイエンドXperiaも何らかの形でデュアルカメラを搭載するかもしれません。
また、従来のXperiaスマホの指紋認証センサーは電源キーと一体化されていましたが、XA2/XA2 Ultraでは電源キーから“独立”して背面に移されました。「電源キー兼指紋センサー」がある意味でXperiaのアイデンティティーでしたが、今後のハイエンドXperiaも利便性を高めるために背面センサーを採用するかもしれません。
例年、ハイエンドXperiaの新モデルはスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress(MWC)」で発表されます。ご多分に漏れなければ、今年の「MWC 2018」で新たなハイエンドXperiaが登場するはずです。
Xperia XA1/XA1 Ultraの姿から、新しいハイエンドXperiaを想像してみるのも楽しいかもしれません。
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