NTTドコモが7月31日、ジョジョスマホこと「JOJO L-02K」のソフトウェアアップデートを実施。アップデートにより、ファン感涙といえるコンテンツが多数追加される。
アップデートはモバイルデータ通信かWi-Fiから行える。モバイルデータ通信の場合はspモード契約のSIMカードが必要だが、更新ファイルをダウンロードしても料金はかからない。Wi-FiならSIMなしでも更新ファイルをダウンロードできる。
2018年8月24日にから東京で開催される「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」東京会場のキービジュアルが、壁紙に追加される。富士山を背景にした空条承太郎とスタンドの「スタープラチナ」が描かれている。なお、2018年11月25日から開催される大阪会場のキービジュアルであるDIOの画像は、後日追加される。
有機ELの特性を生かし、スリープ時にもディスプレイの一部に画像や文字などを表示できる「Always-on display」の画像に「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」ロゴが追加される。これらの壁紙を設定して原画展に行けば、さらにテンションが高まること間違いなしだ。
原作「ジョジョの奇妙な冒険」のコマを画像として使ったり、せりふの一部を書き換えたりできる「ジョジョエディター」を拡張。これまで利用できなかった「新たなコマを作る」機能が、ようやく解禁となる。
この機能では、キャラクター画像、背景色、せりふ、効果を組み合わせてgifアニメーションを作成できる。登場するキャラクターは、スピードワゴン、シュトロハイム、承太郎(第3部)、ポルナレフ、仗助、露伴、ジョルノ、ブチャラディ、徐倫、プッチ、ジャイロ、ヴァレンタイン大統領、康穂、大弥の14人。
これまで解放されていた機能に登場していない人物が大半で、「どうしてあのキャラがいないのよォオオオ〜ッ!!」と思っていた人には朗報だ。ジョジョエディターの「せりふを書き込む」機能に登場する主人公は、第1部のジョナサン、第2部のジョセフ、第8部の定助のみだったが(第4部の承太郎もいるが)、コマを作る機能と合わせ、ジョジョエディターに歴代の主人公がそろった。
1キャラクターにつき画像は3種類、せりふは10種類、背景は12色、効果は12種類を選べるので、相当なパターンのアニメを作成できる。また、冒頭の涙するポルナレフのように、同じキャラとはいえ原作とは違うせりふを当てはめられるのも新鮮だ。作成したアニメは端末に保存したり、シェアしたりできる。作成すると、岸辺露伴が瞬速で原稿を完成させるアニメーションが入るという心憎い演出もある。「ヘブンズ・ドアー」で本にされないよう注意したい。
人物を認識して、周囲にスタンドやアイテムを表示できる「スタンドカメラ」に、新たな素材を追加する。スタンドは、第5部ナランチャの「エアロ・スミス」、第6部アナスイの「ダイバー・ダウン」、第3部ヴァニラ・アイスの「クリーム」が追加される。新スタンドにちなみ、「ボラーレ・ヴィーナ(飛んで行きな)」「祝福しろ」「ガオン!」などのせりふや効果音も追加されている。飛ばされたいとき、お祝いされたいとき、消し去りたいときに活用しよう。
独自の音楽プレーヤー「JOJOプレイヤー」アプリの検索機能を改善し、検索結果から「アーティスト」と「アルバム」単位での再生が可能になる。全体的なパフォーマンス向上や使い勝手の改善も行う。
歩数計と連動して、第7部のSBR(スティール・ボール・ラン)を追体験できる「SBRトラッカー」も改善。アプリのトップ画面に経過日数が表示され、イベント発生時と終了時に通知が来るようになる。総合順位の算出ロジックも修正する。
「カメラ」機能も拡張し、ベースモデル「V30+ L-01K」と同じく、LGの人工知能技術「ThinQ AI」に対応する。撮影画面に映る被写体を「人」「ペット」「食べ物」など8種類に分析し、最適な画質で記録できる。「Qレンズ」では写真共有サイトから類似画像を検索できる「フォト検索」、QRコードを読み取れる「QRコードリーダー」を利用できる。
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