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PCでもスマホでもタブレットでも! エプソンのWi-Fi対応モバイルスキャナ「ES-60WW」を試す

» 2018年12月30日 18時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 仕事柄、名刺交換する機会が多い。また仕事柄、発表会や説明会の資料を紙でもらうことも多い。

 これらの大量の名刺や紙は会社に持ち帰るのだが、名刺は鍵の付いた引き出しに閉まっておくのだが、あっというまに引き出しを“占領”する。資料は、机の上に“堆く(うずたかく)”積まれていく。

 ものぐさな筆者は「あとでいいや」と整理を後回しにしてしまう。結果、筆者の机と引き出しは常に“カオス”な状態だ。

 「これじゃあいけない……」ということでいろいろと検討。スマホのカメラで撮影するというソリューションもあるが、ゆがみ補正が案外面倒だったりする。結果、「名刺や資料をすぐスキャンして、職場に戻ったらすぐに然るべき処理をすればいいのでは」という結論に至った。

 そこで、エプソンのモバイルスキャナ「ES-60WW」を試してみることにした。直販価格は1万9980円(税別)で、兄弟機として仕様・価格が同一でブラックボディーの「ES-60WB」もある。

ES-60WW エプソンのモバイルスキャナ「ES-60WW」

どこにでも持ち出せるコンパクトさ

 ES-60WWのボディーサイズは272(幅)×47(奥行き)×33.8(高さ)mmで、重量は約300g。平均的なビジネスバッグやリュックサックに入れても問題ないサイズ感。重量は スマートフォン1.5〜2台分といった所だが、スキャナを手に握ったり服のポケットに入れたりして持ち歩く人もいないだろうから問題ない。

 筆者は普段、中国Xiaomiの「多機能ビジネスバッグ」(販売代理店の製品情報)を使っているが、全く問題なく入る。

バッグに入れる 筆者が普段使っているバッグにも余裕で入る

書き初めも読み取れる(地域による)

 読み取れるドキュメントの最大サイズは216×1828.8mm。地域にもよるだろうが、これからの時期なら「書き初め用紙」も読み取れる。普通に使うことを考えると、A4用紙(210×297mm)や「USレター」用紙(約279×約216mm)あたりが最大サイズと覚えておくと良い。比較的細長いものも読み込めるので、レシートのデジタル保存にも便利そうだ。

レシート読み取りにも便利そう レシート読み取りにも便利そう

 スキャンは端末側の操作、本体のボタン操作どちらでも開始できる。1枚ずつ手差しで読み込ませる方式で、紙送りは自動でやってくれる(当然だが)。読み込ませたい面を上に向ければOKだ。両面を読み込ませたい場合は、面倒でも2回読み込ませる必要がある。

スキャンボタン スキャン開始はスキャンボタン(写真)を押しても良いし端末側の操作でも良い

インストールはとっても簡単 スマホからも使える

 ES-60WWはUSB 2.0接続とWi-Fi(無線LAN)接続の両方に対応している。USB接続時はバスパワーで動作するので、追加電源は不要だ。

 Windows PCやMacと接続する場合は、付属のソフトウェアCD、またはサポートサイトにある「EPSON Web Installer」(Windows版Mac版)を使ってドライバーやユーティリティソフトをインストールする。

 最近は光学ドライブのないPC・Macが増えているので、インターネットにつないでWeb Installerを使う機会が多そうだ。Web Installerなら、ソフトウェアCDよりも新しいドライバーやユーティリティソフトを導入できることもメリットだ。

Web Installer インターネットに接続しているなら「EPSON Web Installer」を使うと便利(画像はWindows版)

 Wi-Fi接続はアクセスポイントを介した接続と、ES-60WW自身に直接接続する「Wi-Fi Direct」の両方に対応している。Windows PCやMacに加えて、「EPSON DocumentScan」アプリ(Android版iOS版)をインストールしたスマホやタブレットからも利用できるのでシーンに応じて使い分けよう。

 なおES-60WWの本体にはWi-Fi接続時に利用するバッテリーが内蔵されている。フル充電時は最大300枚(メーカー公称値)のスキャンができる。よほどのことがない限り、これだけスキャンできれば十分だろう。充電はUSB端子経由で行う。

Wi-Fiスイッチ Wi-Fi接続で利用する場合は、電源を入れる前に(ここポイント)Wi-Fiスイッチをオンにする必要がある。接続設定をしたい場合は、電源をオンにしてからWi-Fiスイッチ隣のボタンを長押しする
Android版iOS版 EPSON DocumentScanアプリをインストールしたスマホやタブレットでもスキャン可能(左がAndroid版、右がiOS版)

名刺スキャンは快適

 セットアップしてしまえば、あとは名刺や書類をスキャンするだけ。

 出先でPCを開くのがおっくうなら、先述のDocumentScanアプリを使ってどんどんスキャンすればいい。出先でPCを開けるようならUSBかWi-Fiで接続してどんどん読み込ませればいい。

 名刺はシュッシュッとどんどん読み取ってくれるので、非常にテンポ良く作業を進められるはずだ。

スマホで読み取る図 スマホでどんどん名刺を読み取る図

 Windows PCで名刺を読み取る場合、名刺整理に便利なエヌジェーケー製の「やさしく名刺ファイリングエントリー5」アプリを利用できる。ES-60WWで読み取ったデータを認識して、自動で整理してくれるので便利だ。

 スマホやタブレット経由で読み取った名刺についても、JPEG形式で保存してあればこのアプリで認識・登録できる。

やさしく名刺ファイリングエントリー5 ES-60WWに付属する「やさしく名刺ファイリングエントリー5」。名刺のファイリングに非常に便利

 もちろん、他に愛用している名刺管理ソフトウェアがあるなら、それと組み合わせるのも良いだろう。

スマホのカメラもいいけれど

 名刺や紙資料の整理には、スマホのカメラも使える。そのためのアプリもいくつか世に存在する。だが、よりキレイに残したい場合、あるいはより正確に読み込ませたい場合はスキャナの方が優位であることは否めない。

 もしも名刺や紙資料の整理に困っているなら、ES-60WW(ES-60WB)を検討してみても良いだろう。

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