Appleが「iOS 12.1.4」配信開始し、「グループFaceTime」のサービス再開

» 2019年02月08日 06時18分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleは2月8日(日本時間)、iOSデバイス向けの最新OS「iOS 12.1.4」の配信を開始した。FaceTimeで応答前に相手の声が聞こえてしまうバグを含む4件の修正が適用される。

 ios 1

 FaceTimeのバグは、1月末に複数のユーザーがTwitterなどで報告していたもの。Appleは1月28日(現地時間)にその週中に修正するとしていたが、遅れていた。

 修正が完了するまで停止していたFaceTimeのサービスは、日本時間の2月8日午前3時に復旧した。利用するにはOS(iOSおよびmacOS)をアップデートする必要がある。

 ios 2 Appleの「サービス状況」

 このバグの調査中、「Live Photos」関連のバグも見つかり、これも修正した。その他、アプリが昇格した権限を取得できる可能性があるバグ、アプリがカーネル特権で任意のコードを実行できる可能性があるバグも修正した。

 Appleは米メディアに対し、「今日のソフトウェアアップデートで、グループFaceTimeのセキュリティバグを修正した。顧客に再度謝罪し、顧客の忍耐に感謝する。(中略)OSをまだ更新していない顧客を保護するため、旧バージョンのiOSおよびmacOSのFaceTimeのLive Photos機能はサーバ側でブロックしている」という声明文を送った。

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