5Gが創出する新ビジネス

圏外でも5G車載端末間で低遅延通信 ソフトバンクが成功

» 2019年04月12日 14時20分 公開

 ソフトバンクは4月11日、基地局圏外の5G車載端末間で自律的な直接通信を行った際、無線区間の遅延時間を1ms(1000分の1秒)以下に抑える低遅延通信に世界で初めて成功したと発表した。

Photo 車両間直接通信の屋外フィールド試験

 これまでの実験では基地局からの同期信号を用いた直接通信により、基地局圏内では5G車載端末間の効率的な無線制御を実現していた。一方、同期信号が届かない基地局圏外では通信ができないという課題があった。そこで、今回の実験では基地局圏外でも自律的に直接通信を行う5G車載端末(4.5GHz帯使用)を新開発。車両間直接通信の遅延時間が1ms以下となる低遅延通信に成功した。

 今回の実験成功により、5G基地局を展開していない地域やトンネルなどを走行中の車両が加減速/車両制御情報などを共有できるようになる。有人運転する車両の後続を自動運転で追従し、隊列走行するシーンの早期実現に寄与するなど、さまざまな活用が期待できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
  10. 「Pixel 10a」と「Pixel 10」どちらを選ぶ? 実機比較で分かった「約5万円差の価値」と「明確な違い」 (2026年04月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年