富士通コネクテッドテクノロジーズは、arrowsブランドを冠したマルチ通訳機「arrows hello(アローズ ハロー)AT01」を発売する。本体カラーは墨と紅の2色あり、墨は23日、紅は6月以降に発売する。
価格はオープンプライスで2万9800円程度になる見込み。取り扱うのは、エディオン、ケーズホールディングス、コジマ、上新電機、ソフマップ、ノジマ、ピーシーデポコーポレーション、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの各家電量販店。
ディスプレイは3型の液晶パネルを搭載し、重さは約101gと軽量で、ポケットに収まるサイズ感となる。
本体側面のキーを押しながら話すと音声が認識される。例えば、画面上部に設定した言語を話す場合は、側面のキーのうち、上側の赤い翻訳キーを押しながら話す。画面下部に設定した言語は側面下側の青い翻訳キーを押しながら話すと翻訳できる。
SIMを挿して使うことはできず、Wi-Fi環境で使える。翻訳エンジンは中国NetEaseの子会社youdao(ユー・ダウ)の製品を採用している。対応する言語数は、Wi-Fi接続時は28言語、オフラインでは日本語/英語/中国語の3言語を双方向で翻訳できる。SIMは非対応。
「双方向(音声)翻訳」では下記の28言語に対応する。
日本語、英語、中国語(標準語/簡体字/繁体字)、韓国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、オランダ語、ポルトガル語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語、ポーランド語、トルコ語、ハンガリー語、ギリシャ語、チェコ語、ルーマニア語、アラビア語、タイ語、インドネシア語、ヒンディー語、ベトナム語、スロバキア語(順不同)
本体背面にはカメラを搭載しており、文字を撮影することで、撮影した写真の中の文字を読み取って翻訳する「カメラ翻訳」機能を搭載している。
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