2018年度通期の携帯出荷台数は過去2番目の低さ 分離プランや新iPhoneの不調が響く

» 2019年05月15日 19時22分 公開

 MM総研は、5月15日に2018年度通期(2018年4月〜2019年3月)の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表した。

 総出荷台数は前年度比7.7%減の3456.6万台で、2000年度以降の出荷統計では2009年度に次ぐ過去2番目に低い結果となった。内訳はスマートフォン出荷台数が6.0%減の3061.6万台、フィーチャーフォンは19.1%減の395万台。

 2018年度の携帯電話出荷が低調だった理由として、同社は既に分離プランを導入済みのauを含め大手3キャリアの台数減少、2018年度発売の新iPhoneが例年と比較すると不調、SIMロックフリースマートフォンの伸び悩み、フィーチャーフォン市場のさらなる縮小の4点と分析している。

 2018年度のメーカー別出荷台数シェア1位は2012年度以降7年連続となるAppleで、総出荷台数に占めるシェアは44.0%。2位はシャープ、3位は京セラ、4位はソニーモバイルコミュニケーションズ、5位は富士通と続く。Appleは2018年度に発売したiPhone XS/XS Max/XR は定価の高さで伸び悩んだ一方、2017年モデルのiPhone 8などが強い支持を得てシェアを維持した。

Photo スマートフォン市場(SIMフリー含む)の出荷台数シェア
Photo いまだ販売好調の「iPhone 8」

 SIMロックフリーを含むスマートフォン市場の出荷台数シェア1位はAppleでシェア49.6%、2位がシャープ、3位がソニーモバイルコミュニケーションズ、4位がSamsung、5位がHuaweiとなった。

 SIMロックフリースマートフォン(299.5万台)のメーカー別台数シェアは2年連続でHuaweiが1位となり、2位はApple、3位はASUS、4位はシャープ、5位はOPPOとなった。

 同社では2019年度の総出荷台数を前年度比11.0%減の3075万台、2022年度には2920万台と縮小トレンドに向かうと予測する。また、2019年度スマートフォン出荷台数は2740万台(10.5%減)、うちSIMロックフリースマートフォンは330万台と予測する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月13日 更新
  1. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  4. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  5. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  6. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 20万円超も珍しくない高額スマホ時代、「スマホ保険」の選び方と料金の目安は? (2026年06月12日)
  9. 「Nintendo Switch 2」が“転売ヤー”の餌食に 多言語版の買い占め→「プレイ50時間」条件復活 (2026年06月12日)
  10. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー