MMD研究所は、6月24日に「携帯電話の違約金に関する調査」の結果を発表した。対象はスマートフォンを所有する18歳〜69歳の男女642人で、調査期間は6月20日〜21日。
携帯電話の2年契約を途中で解約する際、支払う違約金を現在の9500円から1000円以下にするという総務省案について「聞いたことがあり、内容を知っている」が41.0%、「聞いたことはあるが内容は知らない」の34.4%と合わせて認知度は75.4%となった。
解約金が1000円になった場合、現在利用している通信会社を変更するかと聞いたところ「具体的に乗り換えたい通信会社がある」が5.6%、「具体的に乗り換えたい通信会社はないが検討する」の14.6%と合わせて20.2%が乗り換え意向を示した。続いて、乗り換え意向を示した130人を対象に乗り換え先の会社を聞いたところ「楽天モバイル」が43.1%、「Y!mobile」が26.9%、「au」が23.1%となった。
現在契約している通信会社の契約年数を聞いたところ、最も多かった回答は「5年以上」で50.6%。次いで「1年以上、2年未満」「2年以上、3年未満」が9.8%となり、契約年数の平均は3年6カ月となっている。
現在利用している通信会社を2年以上契約していると回答した461人へ、今まで通信会社を変更しなかった理由を複数回答で聞いた。「現在の契約プランに不満がないから」が33.2%と最も多く、次いで「家族とのシェア割引や通信量の共有をしているから」が29.1%、「乗り換える通信会社やその契約プランを調べることが面倒だから」が25.6%となった。
フィーチャーフォンからの乗り換え意向、格安SIMが3キャリアを上回る MMD研究所調べ
6割のユーザーが分離プランを「理解していない」 MMD調査
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