スマホ型Wi-Fiルーター「スマファイMS01」、MAYA SYSTEMがレンタル提供開始

» 2019年08月09日 20時02分 公開
[田中聡ITmedia]

 MAYA SYSTEMが、クラウドSIMを搭載したスマートWi-Fiルーター「スマファイMS01」を発表。同社のレンタルサービス「jetfi」にて、8月下旬から順次レンタル提供を開始する。またWi-Fi事業者へのOEM提供も予定している。

スマファイMS01 スマホ型Wi-Fiルーター「スマファイMS01」

 本製品は、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとしてカスタマイズし、海外でよく使う機能に絞ったモデル。100以上に言語に対応した翻訳機能は、リアルタイムカメラ翻訳、手書き入力、会話モードなどの方法を利用できる。地図機能も用意しており、GPSナビに加え、グルメやイベントなどに関するおすすめ情報を提供する。

 従来のクラウドSIM搭載Wi-Fiルーターよりも約59%スリムな厚さ約8.5mm、重量は約27%軽い162gを実現。3400mAhのバッテリーを内蔵しており、約15時間の連続稼働が可能。ディスプレイサイズは5.7型で、サイズは74.2(幅)×152.9(高さ)×8.5(奥行き)。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。

 クラウドSIMを用いているため、SIMカードを抜き差しすることなく、日本のを含む世界100以上の国や地域で通信ができる。なお、レンタル時にユーザーが端末を選ぶことはできない。

スマファイMS01 2019年6月に見せてもらった試作機

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