Huawei、“世界初”をうたう5Gプロセッサ「Kirin 990」を発表 Mate30シリーズに搭載IFA2019(2/3 ページ)

» 2019年09月08日 06時00分 公開
[村元正剛ITmedia]

AirPods(第2世代)2に対抗する「FreeBuds 3」はノイズキャンセリング対応

 続いて、ウェアラブル向けのチップ「Kirin A1」を発表。これを搭載するワイヤレスイヤフォン「FreeBuds 3」を発表した。

Huawei Kirin A1の構成
Huawei Kirin A1を初めて搭載する「HUAWEI FreeBuds 3」を発表

 最大の特徴は、オープンイヤー型ながらアクティブ・ノイズキャンセリングに対応。風による雑音を防ぎ、音声を聴きやすくする機能も備えているという。

Huawei 自転車を時速20キロで走行中の通話音声を、AirPods(第2世代)と比較した結果も披露。AirPodは風の音で声が聞こえづらくなるが、FreeBudsはクリアな音声を維持できるという

 音声出力の遅延が著しく短く、ゲームにも適しているという。フル充電で4時間の連続再生が可能で、ケースから充電すれば、合計20時間の利用が可能。欧州では近く発売になるようだが、価格の発表はなく、日本での発売にもついても言及はなかった。

Huawei 他社製品に比べてレイテンシが短いことも利点
Huawei AppleのAirPods(第2世代)よりも充電時間が短いこともアピール
Huawei 単体で4時間、ケースから充電すれば合計20時間の再生が可能

 家庭用のWi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Q2 Pro」も発表した。海外で発売中の「HUAWEI WiFi Q2」の上位モデルで、1つのベースに最大15のサテライトを増設して、どこでも境目なく高速でつながることがセールスポイントとしている。比較的広い住居に適したルーターといえる。

Huawei HUAWEI WiFi Q2 Proは、日本で発売される可能性は低いだろう

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