リチャード氏は最後に、2019年3月からグローバルで販売されているHUAWEI P30シリーズ(P30とP30 Pro)が、半年で1650万を超える出荷を記録し、特にP30 Proは性能が高く評価されていることをアピールした。
Huaweiのスマホのカラーリングはトレンドをリードしており、他社がまねる傾向にあることを皮肉った。
そして、さらにトレンドをリードするカラーとして、HUAWEI P30 Proに「Mystic Blue」と「Misty Lavender」を追加することを発表。これらの新色モデルは、ハードウェアのスペックに変更はないが、「EMUI 10 with Android 10」をプリインストールし、画像処理性能がアップデート。さらに、夜間でも自分の顔が明るく撮れる「Super Night Selfie」という機能も追加する。
なお、既に販売中のHUAWEI P30シリーズも9月以降にEMUI 10 with Android 10のβ版にアップデートできる予定だ。
今回の基調講演では、次期スマートフォンへの搭載がうわさされている新OSについての言及はなく、むしろ、現行モデルをAndroid 10にアップデートさせることを強調した印象だった。米国のHuaweiに対する禁輸措置の猶予期間は11月20日までに延長されている。その前にAndroid 10へのアップデートを行う施策だろうが、今後発売するモデルはどうなるのか? その回答は9月19日を待たなければならないだろう。
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