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» 2019年09月17日 17時45分 公開

法令改正の影響:ドコモが「ずっとドコモ特典」の還元ポイント数を一部改定 10月1日以降契約の「ケータイプラン」が対象

NTTドコモが、10月1日以降にケータイプランを契約したユーザーに対する「ずっとドコモ特典」の付与ポイント数を変更する。同日に行われる改正電気通信事業法の施行に合わせた措置だ。

[井上翔,ITmedia]

 NTTドコモは10月1日から、料金プランの内容を一部改定する。これに伴い、同社は同日以降にケータイプランを契約したユーザーに対する「ずっとドコモ特典」の内容も一部変更する。

改定内容

 ずっとドコモ特典は、「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」を契約している個人ユーザーを対象に、ユーザーの誕生月に期間・用途限定のdポイントを進呈するポイント還元施策だ。付与されるポイント数は「dポイントクラブ」のステージに応じて変動する仕組みで、事実上の長期契約者特典となっている。

ステージ決定条件 dポイントクラブのステージ決定条件

 10月1日以降にケータイプランを新規契約、同日以降に同プランにプラン変更した場合、付与されるポイントが以下の通り改定される(かっこ内は改定前の付与ポイント)。

  • 1stステージ:500ポイント(変更なし)
  • 2ndステージ:1000ポイント(変更なし)
  • 3rdステージ:1200ポイント(1500ポイント)
  • 4thステージ:1200ポイント(2000ポイント)
  • プラチナステージ:1200ポイント(3000ポイント)

 簡単にまとめると、3rdステージ以上のユーザーへの付与ポイントが少なくなる

ギガホやギガライトの契約者に対する付与ポイントに変更はない。また、同日以前(9月30日まで)にケータイプランを新規契約・プラン変更したユーザーについても、同日以降の新しいケータイプランに移行しない限り、付与ポイントは従来通りとなる。

10月1日以降 10月1日以降の付与ポイント

なぜ改定?

 ドコモの料金改定は、10月1日に施行される「電気通信事業法」の改正と、同法改正に伴い整備される総務省令やガイドライン(以下「改正法令」)に準拠するために行われる。改正法令では「行きすぎた(契約の)囲い込み」の禁止を盛り込んでおり、その1つに「1年に1カ月分の料金を超える長期利用者への特典」の禁止が含まれている。

 「元の料金(割引適用前の料金)に10%の消費税を加算した額」(NTTドコモ広報部)を基準として算定した場合、ケータイプランのユーザーがdポイントクラブの3rdステージ以上にいると、月額料金を超えるポイント還元を行うことになってしまう

 そのため同社は今回、10月1日以降にケータイプランを契約したユーザーに限って付与ポイントを“値下げ”することになった。

改定後料金プラン 10月1日以降の料金プラン。ケータイプランにおいて従来通りのポイント付与を行うと、月額料金を超える特典を付与することになってしまい、改正法令違反となる

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