ソフトバンクは10月10日、48回払いの分割払い(割賦)と端末下取りを組み合わせた購入支援プログラム「半額サポート+」の名称を「トクするサポート」に変更する。消費者庁が9月26日付で発布した注意喚起に対応するための措置で、プログラムの内容に変更はない。
半額サポート+を巡っては、総務省で開催されている「モバイル市場の競争環境に関する研究会」において、ソフトバンク回線を契約していない購入者が購入から100日間「SIMロック」を解除できないことが問題視された。
このことを受けて、ソフトバンクでは10月1日からクレジットカード払いで端末を購入した非・ソフトバンクユーザーに限り、即日解除に応じることになった。店頭での手続きとなるため、別途3000円(税別)の事務手数料が必要となる。
なお、ソフトバンク契約者における即日解除への対応は現在検討中とのことだが、現時点でもひも付ける契約で過去にSIMロック解除手続きをしたことがある場合は、前回手続き日から100日を経過していればその時点でSIMロック解除できる。
同社では今後、SIMロックの即時解除に「デポジット(預かり金)制」の導入を検討している。導入時期やデポジット額などの詳細は準備が整い次第告知される。
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