ASUSの新ゲーミングスマホ「ROG Phone II」国内上陸 12GBメモリ、6000mAhバッテリーの高スペック

» 2019年11月20日 13時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 ASUS JAPANが11月20日、新たなゲーミングスマートフォン「ROG Phone II(ZS660KL)」を国内で投入することを発表した。発売日は11月22日。カラーはブラックグレアとマットブラックの2色。価格はストレージ1TBモデルが12万5500円(税別、以下同)、ストレージ512GBモデルが10万5500円。

ROG Phone II 「ROG Phone II」のブラックグレア
ROG Phone II マットブラック

 2018年に発売した初代ROG Phoneの路線を踏襲しており、近未来感のあるデザインや高いスペックが特徴。豊富な周辺機器も用意した。

 ディスプレイは6.59型フルHD+(1080×2340ピクセル)の有機ELを搭載。リフレッシュレートが前モデルの90Hz(1秒間に90回更新)から120Hz(1秒間に120回更新)に向上。120Hz駆動に対応したゲームだと、より滑らかにプレイできる。ディスプレイ内部に指紋センサーを搭載しており、最大5個の指紋を登録できる。

ROG Phone II
ROG Phone II 背面にROGロゴが光る

 プロセッサにはQualcommのSnapdragon 855 Plusを採用しており、Snapdragon 855と比べてCPU性能が約4%、GPU性能が約15%向上している。メインメモリと内蔵ストレージは、12GB/512GB、12GB/1TBという2つの組み合わせを持つ。

 バッテリーは6000mAhという大容量のものを内蔵しており、USB PD 3.0にも対応する。USB OTG経由で接続した他の端末に充電ができる「リバースチャージ」も利用できる。設定した時間までは約80%での充電状態を維持して、バッテリーの劣化を抑える機能も用意した。

 本体を横向きに持ったときに人さし指で操作できるよう、側面にゲーム操作を割り当てられる「Air Trigger」は、タップだけでなくスライド操作も割り当て可能になった。着信拒否、通知オフ、通話機能の無効化、明るさ固定などでゲームに集中できるモード「Game Genie」も用意した。

 背面には約4800万画素のメインカメラと、約1300万画素の超広角カメラを搭載。AIによる計16種類のシーン認識にも対応している。インカメラは約2400万画素。前面にはデュアルスピーカーを内蔵している。

 ゲーム用途のアクセサリーとして、空冷ファンや3.5mmイヤフォンジャックを備えた「AeroActive Cooler II」が付属する。他に、キーボードやマウスでスマホゲームの操作を可能にする「Mobile Desktop Dock」(2万2800円)、2画面化できるよう有機ELディスプレイを内蔵した「TwinView Dock II」(2万6800円)、スマホに装着して携帯ゲーム機のようにプレイできる「ROG Kunai Core Gamepad」(8980円)、スマホのコンテンツを20ms以下の遅延に抑えて転送可能にする「ASUS WiGig Display Dock」、イーサネットポートを備えた「ASUS Professional Dock」、専用ケース「Lighting Armor Case」(4980円)などをそろえた。

ROG Phone II 「TwinView Dock II」
ROG Phone II 「ROG Kunai Core Gamepad」
ROG Phone II 「Lighting Armor Cas」

 SIMスロットを2つ搭載しており、DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)に対応。国内3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線でVoLTEを利用できる。FM放送とインターネット放送を切り替えて利用できる「ラジスマ」にも対応している。

 サイズは約77.6(幅)×170.9(高さ)×9.4(奥行き)mm、重量は約240g。OSはAndroid 9.0をプリインストールしている。

【更新:2019年11月20日14時22分 発売日や価格を追記しました。】

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