楽天モバイルのMNOサービスにおいて、12月10日午前8時30分から午前11時15分頃まで通信障害が発生。同社は原因を調査している。
「無料サポータープログラム」の一部契約者において、音声通話とデータ通信ができないか、接続しづらい状態になった。当該契約者はau(KDDIと沖縄セルラー電話)のネットワークでも同様に通信できないか接続しづらい状態になったという。
楽天モバイルではこの障害を発生直後に検知。発生から約2時間45分後に復旧した。
楽天モバイルによると、記事掲載時点において障害の影響範囲と原因は分かっておらず、調査を進めている所だという。
なお、電気通信事業法とその施行規則によると、以下の条件に当てはまる通信障害は「重大な事故」となり、総務大臣(総務省)宛に報告書を提出する義務が生じる。
これらを鑑みると、楽天モバイルは今回の障害について総務大臣に報告する義務はない。しかし、今後の商用サービスの本格立ち上げに向けて、しっかりとした原因究明と、それに基づく再発防止策の検討は必要だろう。
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