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» 2019年12月10日 18時00分 公開

楽天モバイルのMNOサービスで「通信障害」 原因は「調査中」

楽天モバイルのMNOサービスにおいて通信障害が発生。「無料サポータープログラム」の一部ユーザーが通信できなかったりしづらくなったりする状況になった。同社では具体的な影響範囲と原因を調べている。

[井上翔,ITmedia]

 楽天モバイルのMNOサービスにおいて、12月10日午前8時30分から午前11時15分頃まで通信障害が発生。同社は原因を調査している。

お詫び文 楽天モバイルの障害に関する告知文

障害の概要

 「無料サポータープログラム」の一部契約者において、音声通話とデータ通信ができないか、接続しづらい状態になった。当該契約者はau(KDDIと沖縄セルラー電話)のネットワークでも同様に通信できないか接続しづらい状態になったという。

 楽天モバイルではこの障害を発生直後に検知。発生から約2時間45分後に復旧した。

影響範囲と原因は調査中

 楽天モバイルによると、記事掲載時点において障害の影響範囲と原因は分かっておらず、調査を進めている所だという。

 なお、電気通信事業法とその施行規則によると、以下の条件に当てはまる通信障害は「重大な事故」となり、総務大臣(総務省)宛に報告書を提出する義務が生じる。

  • 緊急通報(110番・118番・119番)を扱う音声通話役務:3万人以上に1時間以上継続して影響を与えた場合
  • 緊急通報に対応しない音声通話役務:10万人以上に1時間以上継続して影響を与えた場合
  • 電気通信役務の対価を受領しないインターネット関連サービス:100万人以上に12時間以上継続して影響を与えた場合、または10万人以上に24時間以上継続して影響を与えた場合
  • その他の電気通信サービス:100万人以上に1時間以上継続して影響を与えた場合、または3万人以上に2時間以上継続して影響を与えた場合

 これらを鑑みると、楽天モバイルは今回の障害について総務大臣に報告する義務はない。しかし、今後の商用サービスの本格立ち上げに向けて、しっかりとした原因究明と、それに基づく再発防止策の検討は必要だろう。

障害発生報告のしきい値 障害発生報告のしきい値

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