OnePlusの次期フラグシップ端末はリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイに

» 2020年01月14日 10時16分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国のスマートフォンメーカーOnePlusの次期フラグシップ端末のディスプレイのリフレッシュレートは120Hzになる。同社のピート・ラウCEOが1月13日(現地時間)、公式フォーラムでそう説明した。

 pete

 同社が昨年5月に発表したフラグシップ「OnePlus 7 Pro」のリフレッシュレートは90Hzだ。ラウ氏は、「韓国Samsung Displayと再度協力し、息を飲むほど滑らかな120Hzのリフレッシュレートなどを採用する独自の有機ELディスプレイを開発した。ピーク輝度(画面の一部を発光させた場合の最大輝度)が1000nit以上で寿命の長い最新世代の有機発光素材を採用した。タッチサンプリングレートは業界最高の240Hzに上げ、応答性を高くした」と説明した。また、一般的なスマートフォンの64倍に当たる10億7000万色を表現可能になるという。

 oneplus 2 「OnePlus 7 Pro」のリフレッシュレートは90Hz

 さらに、60fps以下の動画を滑らかに表示するために、液晶テレビなどで採用されている技術MEMC(Motion Estimation Motion Compensation)を採用することで、低消費電力で動画のフレームレートを60あるいは120fpsにまで上げ、滑らかな動画再生を実現するとしている。

 スマートフォンでは、シャープの「AQUOS R3」が既に120Hzのリフレッシュレートを実現している。

 OnePlusは次期ハイエンド端末の発売時期などについてはまだ公表していない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月18日 更新
  1. 縦折りスマートフォン6機種のスペックを比較する サイズ/カメラ/価格の違いは? (2024年04月17日)
  2. ソフトバンク版iPhone 15 Pro、Pixel 8 Proの一部容量が実質24円(※別途費用あり) 1年で買い替える人向け「新トクするサポート(プレミアム)」の内訳とは (2024年04月17日)
  3. Back Marketの「リファービッシュ製品」が中古と違うワケ 売れ筋はiPhone 13、バッテリー“100%保証”の計画も (2024年04月17日)
  4. 「ポケモンGO」大幅アップデート より自分に近いスタイル変更、現実世界を反映したビジュアルなど (2024年04月16日)
  5. 「改正NTT法」が国会で成立 KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが「強い懸念」表明 (2024年04月17日)
  6. 「なめてんの?」前澤友作さん、Metaの“他責的声明”に激怒 著名人なりすまし広告問題で (2024年04月17日)
  7. HMDとハイネケン、透明で“退屈な”折りたたみ携帯を発表 (2024年04月17日)
  8. 最新のXperia発表か ソニーが「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を5月17日に開催 (2024年04月17日)
  9. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  10. ソフトバンク、「新トクするサポート(プレミアム)」を4月18日に開始 対象機種は? 現行プログラムとの違いは? (2024年04月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年