ゲーミングスマホは外観がどんどん派手に 「Black Shark 2 Pro」の「Gulf Blue」が斬新:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2020年03月11日 12時19分 公開
[山根康宏,ITmedia]
Black Shark 2 Pro 鮮やかなカラーリングが特徴のBlack Shark 2 Pro「Gulf Blue」

 ASUSの「ROG Phone」シリーズに代表されるゲーミングスマートフォンが、複数のメーカーから出てきています。ゲーミングスマートフォンという定義は漠然としていますが、ハイスペックなCPU、高速表示可能なディスプレイ、本体側面に追加されたタッチセンサーなどを搭載。さらに本体カラーもブラックを基調に派手なライティングを追加するなど、いわゆるゲーミングPCのコンセプトをそのまま小型化したようなデザインを採用しています。

 ゲーミングPCといえば、Razerが有名ですが、同社の「ブラック&グリーン」のカラーリングを見るだけで「ゲーミング関連製品」が思い浮かぶ人も多いはず。Xiaomi関連会社のBlack Sharkが手掛けるゲーミングスマートフォンも、2018年4月登場の初代モデルは同じカラーリングをしていました。

Black Shark 2 Pro 初代Black Sharkはブラック&グリーンカラーで登場

 そのBlack SharkはQualcommのプロセッサ(Snapdragon)の高速化に合わせるように、ほぼ半年おきにモデルチェンジを繰り返しています。2019年7月に発表された「Black Shark Pro 2 Pro」は4世代目のモデルで、Snapdragon 855+にメインメモリ12GB+内蔵ストレージ256GB(最大構成)という強力なスペックを誇ります。価格は8GB+128GBモデルが599ドル(約6万3000円)、12GB+256GBモデルが699ドル(約7万3000円)と、Xiaomi系らしくリーズナブルです。

 このBlack Shark 2 Proは本体カラーが3色で登場。Razer系の「Shadow Black」、前モデル「Black Shark 2」から追加されている薄いブルー系の色をアレンジした「Iceberg Grey」は、いかにもゲーミングスマートフォンという印象を受けます。そしてブルーのボディーに、オレンジの色を加えた大胆なカラーリング「Gulf Blue」は、これまでのゲーミングスマートフォンとは若干方向性を変えた色合いが特徴です。

Black Shark 2 Pro 3色展開となったBlack Shark 2 Pro

 Gulf Blueをそのまま訳すると「湾青」となります。しかしGulfを固有名詞と捉えると、中東のペルシャ湾を指します。つまりGulfu Blueとは「ペルシャ湾の青い海と、そこに沈む夕日」をイメージした色なのかもしれません。海の青さと、夕日のオレンジ、この色を組み合わせたようです。

Black Shark 2 Pro 青い海と夕日のオレンジの組み合わせのようだ

 ゲーミングスマートフォンへのこの配色は、ゲーム用というよりもファッションとしてBlack Shark 2 Proを持ってほしい、という考えがあるのかもしれません。例えばRazerは帽子やパーカ、バッグなどファッションアイテムも出しており、自らを「Lifestyle brand for gamers」と呼んでいます。ゲーミングスマートフォンもスペック競争だけでは新製品を頻繁に追加しなくてはなりませんし、旧モデルが見向きもされなくなってしまいます。しかしファッション系として売り出すなら、世代が1つか2つ古くなってもスペックは強力ですし、日常的な利用は全く問題ありません。

Black Shark 2 Pro ディスプレイの周りにもオレンジ色を配置

 ゲーミングスマートフォンは一般的なスマートフォンとデザイン仕上げも異なりますが、全ての人が同じ形のスマートフォンを求めているわけではありません。SF映画に出てくるような、ちょっと近未来を感じられるデザインのスマートフォンが欲しい人にもゲーミングスマートフォンは向いています。

Black Shark 2 Pro 側面は角を出したデザイン。普通のスマートフォンは握りやすさを考え、滑らかな処理にする

 Black Sharkシリーズは日本では新興メーカーのTAKUMI JAPANから歴代モデルがいくつか発売されました。Xiaomiが日本に上陸したことで、Black Sharkの扱いがどうなるかは分かりませんが、ハイスペックかつ特徴的なデザインを持ち、さらに価格もリーズナブルなBlack Shark 2 Proもぜひ日本で販売してほしいものです。

Black Shark 2 Pro 外観だけでも自慢できる、日本発売を期待したい

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月07日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  3. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  4. 2万mAh搭載で「世界最小」うたうモバイルバッテリー、半固体電池採用 MATECHから (2026年10月06日)
  5. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  6. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
  9. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  10. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー