Zoomはミーティングを録音・録画することができる。スマホの場合も可能だが、端末内に保存することはできず、録音・録画データをクラウドに保存することになる。クラウドへの記録は有料契約しないとできないので、録画・録音をしたい場合はプロプランの契約を検討しよう。
有料プランを契約すると、ミーティング中の「詳細」メニューに「クラウドにレコーディング」というメニューが表示される。それをタップするとレコーディングが開始し、右上にレコーディング中を示すインジケーターが出る。それをタップすると一時停止、停止ができる。
録画の保存が完了すると、メールで通知が届く。メール内のURLから録画を確認したり、映像を共有したりできる。
なお、PCからミーティングに参加している人は、無料で使っていても端末内(ローカル)には録画できる。録画のボタンをクリックすると、ホストの許可が必要とのポップアップが出るが、これが出たからといってミーティングのホストに通知が届いているわけではない。ミーティング中に口頭やチャットで録画したい旨を伝える必要がある。ホストは、ミーティング画面の「参加者」メニューからレコーディングの許可を与えることができる。
Zoomのミーティングは、ミーティングURLをクリックすると入れてしまう。特にビジネスで利用する場合、関係者以外の人が事前に連絡もなくミーティングに参加するなどあり得ない事態だ。ミーティングURLとパスワードの管理は厳重にしよう。
ホストはミーティングの映像を録画して公開できるが、これは慎重に行いたい。必ず参加者に了解を得てから公開するようにしよう。
Web会議やZoom飲み会のマナーなどが語られるようになってきたが、基本的な考え方は対面の会議、飲み会に参加する際と同じだ。ただ、飲み会は「ラストオーダー」の時間がないため、だらだらと長く続きがちになる。参加者で話し合い、勝手に退出していいことにする、終了時刻を決めておく、タイマーをセットしておくなどの工夫が必要だと、参加した回数は少ないながらも感じている。
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