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» 2020年06月02日 20時26分 公開

Xiaomi「Redmi Note 9S」は2万4800円(税込み)から “驚異的な価格”でライバルに勝利宣言

Xiaomiが6月2日、日本での発売を予告していたスマートフォン「Mi Note 10 Lite」と「Redmi Note 9S」の詳細を発表した。価格(税込み)はMi Note 10 Liteが3万9800円から、Redmi Note 9Sが2万4800円から。東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン氏は、日本で販売されている競合製品に対する優位性をアピールした。

[田中聡,ITmedia]

 Xiaomiが6月2日、日本での発売を予告していたスマートフォン「Mi Note 10 Lite」と「Redmi Note 9S」の発売日と価格、販路などの詳細を発表した。

 Mi Note 10 Liteは6月2日に先行予約を開始し、6月9日に発売する。メインメモリ+内蔵ストレージの構成と価格は6GB+64GBが3万9800円(税込み、以下同)、6GB+128GBが4万4800円。

Mi Note 10 Lite 「Mi Note 10 Lite」
Mi Note 10 Lite 日本ではオーロラブルー(上)とグレイシャーホワイト(下)の2色展開

 Redmi Note 9Sも6月2日に先行予約を開始し、6月9日に発売する。メインメモリ+内蔵ストレージの構成と価格は4GB+64GBが2万4800円、6GB+128GBモデルが2万9800円。

Redmi Note 9S 「Redmi Note 9S」はグレイシャーホワイト、インターステラーグレー、オーロラブルーの3色展開

 販路については、Mi Note 10 Liteの6GB+64GB、Redmi Note 9Sの4GB+64GBはAmazon.co.jpとひかりTVショッピングで取り扱う。Mi Note 10 Liteの6GB+128GB、Redmi Note 9Sの6GB+128GBはビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、エディオン、上新電機、ゲオホールディングス、ノジマが取り扱う。

 また、Mi Note 10 Liteの6GB+64GBはIIJmioとgoo Simsellerで、Redmi Note 9Sの4GB+64GBはLINEモバイル、IIJmio、goo Simsellerでも順次取り扱う予定。

Mi Note 10 Lite Mi Note 10 Liteの価格は3万9800円から
Redmi Note 9S Redmi Note 9Sの価格は2万4800円から

 Xiaomiは2日にオンラインで発表会を開催。東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン氏は、2製品の特徴を説明しつつ、日本で販売されている競合製品への優位性をアピールした。

Mi Note 10 Lite 東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン氏

 Mi Note 10 Liteがライバル視するのが「Pixel 3a XL」と「iPhone SE(第2世代)」だ。Mi Note 10 Liteの6.47型の有機EL、4眼カメラ、Snapdragon 730G、曲面ガラスを用いた素材、容量5260mAhのバッテリーなどのスペックはPixel 3a XLとiPhone SE(第2世代)よりも優れていて、なおかつMi Note 10 Liteの方が安価であることをワン氏は強調する。

Mi Note 10 Lite iPhone SE(第2世代)よりもディスプレイ周りの処理が美しいことをワン氏はアピール
Mi Note 10 Lite 背面に4眼カメラを搭載

 製品名にLiteとある通り、Mi Note 10 Liteはミッドレンジのスマートフォンだが、カメラ以外のスペックはMi Note 10と同等。望遠カメラがなく、広角カメラと超広角カメラの画素数が下がっているとはいえ、6400万画素の広角+800万画素の超広角+500万画素の深度センサー+200万画素のマクロという構成は、この価格帯のスマホとしては充実している。ワン氏は「日本市場で成功すると確信している」と自信を見せる。

Mi Note 10 Lite iPhone SE(第2世代)、Pixel 3a XLとのスペック比較

 ワン氏が特に力を入れてプレゼンしていた(と感じられた)のが、もう1機種のRedmi Note 9Sだ。日本初展開となるRedmi Noteシリーズは、2019年に発売したスマートフォンでは世界4位の出荷台数を記録し、シリーズの累計販売台数が1億1000万台を超えるなど、Xiaomiスマホで最も売れている。その最新製品であるRedmi Note 9Sのコンセプトは「パワー」だとワン氏は言う。

 パワーは「コストパフォーマンス」とも言い換えられそうだが、2万円台の製品とは思えないデザイン、加工、スペックを取り入れている。ワン氏がまず述べたのが、インカメラの周囲に小さな穴を空けた「タイニー・ドットディスプレイ」をシリーズで初めて採用したこと。この処理によって91%の画面占有率を実現した。画面サイズも6.67型と大きく、ブラウザやSNSでより多くの情報を1画面に表示できるよう、アスペクト比を20:9とした。デザイン面では左右対称の背面、20段階の工程を経て完成したという3D曲面ガラスに触れた。

Redmi Note 9S Redmi Noteシリーズでは初だというタイニー・ドットディスプレイを採用
Redmi Note 9S 6.67型と大きく、20:9と縦長のディスプレイを採用した
Redmi Note 9S 背面のカラーや曲面は20の加工を経て実現したという

 2万円台のスマートフォンに採用するプロセッサはSnapdragonの場合は600番台が多いが、Redmi Note 9SではSnapdragon 720Gを採用した。また、容量5020mAhの大きなバッテリーを搭載しながら厚さを8.8mmにとどめたこともワン氏は強調する。

Redmi Note 9S 2万円台ながらSnapdragon 720Gと5020mAhの

 アウトカメラは4800万画素の広角+800万画素の超広角+200万画素の深度センサー+500万画素のマクロで構成される。レンズの種類はMi Note 10 Liteと同じで、2万円台のスマホとしては充実している。超広角からマクロまであれば、さまざまな距離や画角をカバーできる他、深度センサーを活用した背景ボカシも可能。ワン氏は「あらゆる状況に対応できる」と自信を見せる。

Redmi Note 9S こちらも背面に4眼カメラを搭載

 そんなRedmi Note 9Sがライバル視する製品は「AQUOS sense3 plus」と「OPPO Reno A」だ。ここでも、ディスプレイ、プロセッサ、カメラ、バッテリーなどのスペックはRedmi Note 9Sが勝っており、なおかつ安いとワン氏はアピールする。「スペックだけでなく、品質の面でもほぼ全面的に優れている」と同氏は言うが、Redmi Note 9Sは、AQUOS sense3 plusやReno Aが対応している防水やおサイフケータイには対応しておらず、劣る部分もある。それでも税込みで2万円台という価格は安く、ワン氏が「驚異的」と言うのも大げさではない。

Redmi Note 9S AQUOS sense3 plus、OPPO Reno Aとのスペック比較

 販路も、2019年12月に発売したMi Note 10ではAmazon.co.jpが中心だったが、今回の2機種は量販店やMVNOでも当初から取り扱う。特にMVNOではシェアの大きなIIJmioやOCN モバイル ONEが取り扱うことは追い風になりそうだ。

Redmi Note 9S MVNOの取り扱いも順次拡大していく

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