「arrows Be3 F-02L」にOSバージョンアップ Android 10に

» 2020年07月13日 15時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは7月13日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製スマートフォン「arrows Be3 F-02L」のOSバージョンアップサービスを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 10」となる。

バージョンアップ arrows Be3 F-02LにOSバージョンアップ

バージョンアップの概要

 OSバージョンアップによって、アプリの位置情報取得を起動中にのみ行う設定の追加など、Android 10で追加された機能が利用できるようになる。その他、主に以下のような仕様変更や修正が行われる。

  • Wi-Fi(無線LAN)接続時のアイコンの変更(※)
  • QRコードでWi-Fi接続を設定する機能の追加(自ら表示して共有することも可能)
  • 電源メニューから「緊急通報」が可能に
  • 「共有ツール」のUI(ユーザーインタフェース)の変更
  • 「ファイル」アプリのUIの変更
  • 「設定」の一部項目名の変更
  • 「ドコモ電話帳」の一部ウィジェットの廃止(マイプロフィール、連絡先検索、連絡先登録)
  • 「Androidビーム」の非対応化
  • 顔認証の非対応化
  • 「クラウドプリントサービス」の削除
  • セキュリティパッチの更新(2020年6月)

(※)Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)接続時は「5」、Wi-Fi 4(IEEE 802.11n)接続時は「4」がアイコンに追加される

アイコン Wi-Fi 4またはWi-Fi 5でWi-Fi接続が確立された場合は、接続中の規格がアイコンに表示されるようになる(画像は「arrows Be4 F-41A」のもの)
Wi-Fi QR Wi-Fi設定の画面でアクセスポイントの情報を表示すると「共有」という項目が出るようになる。ここをタップすると、表示中のアクセスポイントの設定を行えるQRコードが表示される(画像はF-41Aのもの)

バージョンアップ方法

 OSバージョンアップは、端末単体で行う。Xi(LTE)またはFOMA(W-CDMA)ネットワークでダウンロードする場合、パケット通信料金はかからない。ただし、「spモード」を契約したドコモ純正回線が必要となる。spモードを契約していないドコモ純正回線、あるいはMVNOを含む他社回線を利用している場合はWi-Fiを使ってデータをダウンロードできる。

 バージョンアップは通知、または端末設定の「ソフトウェアアップデート」から開始できる。バージョンアップ用データの一時的に保存をするために、内蔵ストレージに1.5GBの空き容量を確保しておく必要がある。所要時間は約37分だが、ダウンロードする回線や端末の状況によっては時間が前後する場合がある。

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