世界を変える5G

“容量無制限”に引かれて「arrows 5G」を契約するまでのドラマふぉーんなハナシ(ロング版)(2/2 ページ)

» 2020年08月13日 06時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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7月下旬:発売日決定! ついに購入手続き!

 憂いを払拭(ふっしょく)し、F-51Aを再予約してから約1カ月。7月22日にF-51Aの発売日が発表されました。「5G WELCOME割」を適用した場合のオンラインショップでの販売価格は、税込みで11万2008円。発表当初の予想価格(12万円超)よりも安くなりました。

 オンラインショップで新製品を購入する場合、事前予約をしていると最短で発売3日前の午前10時から購入手続きを行えます。F-51Aは7月30日発売となったので、7月27日午前10時から手続きできるはずです。

 ただし、以下のいずれかのケースに当てはまると、発売日に端末を入手できないか、できない可能性があります。

  • 端末を新規契約で購入する場合(契約審査を購入完了後に行うため)
  • 端末の予約数が非常に多い場合(予約数>入荷数だと予約順に案内される)

 今回の手続きは「契約変更」なので、在庫の引き当てさえうまくいけば発売日に入手できる……はずなのですが、再予約したのが筆者的には「遅め」だったので、不安もよぎります。

 そんな中、7月27日午前10時を迎えました。予約履歴をチェックすると……。

やりました! 在庫の引き当てに成功した模様!

 ステータスが「商品入荷済み」、つまり速やかに購入手続きを完了すれば発売日に手に入る状況です。早速手続きを進めます。

 手元資金の都合で、F-51Aは「12回払い」で購入することにしました。支払い方法選択し、支払い額の計算が行われる……と思いきや、なぜか計算書が表示されません

エラー 「12回払い」を選択しても支払い額の計算書が出ない……

 若干焦りつつチャットサポートに助けを求めた所、「いったん前の画面に戻り、再度進めてみてください」という旨の案内を受けました。その通りに操作したら、計算書がしっかりと表示され、先に進めました。

 最終的に分割払いの審査も通過し、7月30日午前中にF-51Aが届くことが確定。良かったです。

審査画面 元金が10万円を超えるため、分割払いの審査に時間がかかる……と思いきや、7秒程度で完了した

7月30日:F-51A到着! 開通手続きとSIMロック解除を実施!

 7月30日は早起きをし、F-51Aを待ち構えることにしました。午前10時前、自宅の呼び鈴が鳴り、F-51Aが届きました。スマホにしてもPCにしても何にしても、ガジェットは届いた瞬間が一番うれしいものですね。

箱 ドコモオンラインショップの梱包(こんぽう)箱。これが届いた瞬間がやはり一番うれしいものです

 繰り返しですが、今回はXiから5Gへの契約変更に伴う端末購入です。端末が届いたら、速やかにXi契約から5G契約への切り替え手続きを行う必要があります。

 ドコモの場合、Xiから5Gへの契約変更ではUIM(SIM)カードの交換は原則として行われません(参考記事)。Webまたは電話で切り替え手続きを行った後、今までXi端末で使っていたUIMカードを5G端末に差し込めば「5Gデビュー」です。

切り替え手続き 契約の切り替え手続きは、端末が届く予定日からWebまたは電話から行える。手続きを完了した日が「契約変更日」となるが、端末が届いてから一定期間が経過すると強制的に切り替えられる
UIMを差し込み 切り替え手続きが完了したら、Xi端末で使っていたnanoUIMカードを5G端末に差し替える。これだけで「5Gデビュー」を果たせる

 初期設定の完了後、「My docomo」(契約者用Webサイト)からSIMロックの解除手続きも行いました。他キャリアの5Gサービスでも使えるようにするためです。

 手続き手順は2015年8月時点からあまり変わっていませんが、Android端末もIMEI(端末識別番号)を入力して解除対象を指定するようになったため、端末の区分選択は不要となりました。この入力を楽にするために、中古のバーコードリーダーを購入しておいたことは内緒です。

IMEI入力画面 My docomoでのSIMロック解除手続き手順は、2015年8月時点からほとんど変わっていないが、全ての端末でIMEIを入力して対象を識別するようになった
バーコード SIMロック解除手続きのために購入したバーコードリーダー(中古)が大いに役立った。富士通製なのは“たまたま”である

 SIMロック解除には、ドコモ“以外”が発行主体となるSIMカードも原則として必要です。今回は手元に沖縄県で契約したUQ mobileのSIMカードがあったので、それを使いました。

 SIMロック解除コードの入力画面にMy daizのマチキャラが出てきて、若干難儀しましたものの、無事SIMロックを解除できました。

SIMカード SIMロックを解除するためにドコモ以外が発行したSIM(UIM/USIM)カードが必要なのは、5G時代も変わらないようです
解除コード入力画面 SIMロック解除コードの入力画面にマチキャラ。この画面はどうやら「ホーム画面」として認識されているようだ

 発表日からずっと待ちこがれていたF-51Aがようやく手に入りました。今後は5Gの“実力”を知るべく積極的に使っていこうと思います。特に、ミリ波エリアを早く試したいですね……。

5Gエリア 休日に出向いた5Gエリアでのスピードテストの結果。LTE-Advanced(4G)では出にくい下り1Gbps超の速度を簡単にたたき出した
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