世界を変える5G

ソフトバンクが全フロアを5G化した「Mixalive TOKYO」本格始動 バーチャル技術展も開催

» 2020年08月21日 16時30分 公開

 ソフトバンクは、講談社が運営する東京・東池袋の「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」へ技術パートナーとして参画。8月21日にリアル&リモートのLIVEエンターテインメントを発信する「ハイブリッドシアター」として本格始動する。

Mixalive TOKYO 「Mixalive TOKYO」外観

 Mixalive TOKYOは講談社、キングレコード、テレビ東京、ブシロード、シダックス、ネルケプランニングなど、さまざまなエンターテインメント企業が多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信すべく3月19日にグランドオープンを予定していた複合施設ビル。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していたが、6月下旬から無観客ライブを行うなどLIVEエンターテインメントビルとしての活動を展開している。

 ソフトバンクはMixalive TOKYOの全フロアに5Gネットワーク環境を構築するとともに、映像配信設備の強化やVRカメラの設置などを行ってLIVEエンターテインメントを世界中に配信できる機能を強化。技術的なサポートをはじめ、5Gを活用したさまざまな近未来コンテンツの制作に協力している。あわせて、徹底した新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で有観客ライブも徐々にスタートし、リアルとリモートでLIVEエンターテインメントを提供する「ハイブリッドシアター」として本格始動するという。

Mixalive TOKYO 「ハイブリッドシアター」イメージビジュアル

 ソフトバンクはMixalive TOKYOでさまざまな最先端技術を体感できるバーチャル技術展「ギジュツノチカラ」も実施。「XR Live」「Digital ART」「5G LAB」「Broadcast」「HAPS」「6G」をテーマに取り組みを紹介していく。特設サイトでは実際の会場を移動しているかのように360度の視点で閲覧可能で、一般公開は9月7日を予定している。

Mixalive TOKYO 会場イメージ

 展示では、視聴者のスマホを使って講談社のVRアイドル「Hop Step Sing !」のライブをインタラクティブに応援し、その結果がアイドルの衣装に反映されるライブ体験を実施。5GとMECサーバーを活用して複雑な計算処理を用いたアート表現を可能とし、スマホを使ったアート鑑賞やアーティスト「脇田怜」の作品「Hidden Superb View-隠された絶景」の展覧などを行う。

Mixalive TOKYO 会場イメージ

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