薄くてすらっとしていて「Xperia I II」より小ぶりな分、手になじんで撮ってもよさげな「Xperia 10 II」。トリプルカメラだし、サクサク動きそうだし、フラグシップ機のXperia 1 IIとの大きな違いは「Photography Pro」の有無くらいかも……と思ってしまいそうになりそうであるが、実際、フラグシップ機と普及機のカメラの差ってどうなの?
というところがテーマ。
これ、最初に書いちゃうと予想以上に違っていてびっくりしたのである。
Xperia 10 IIは3つが横に、というか縦に並んだトリプルカメラ。超広角が16mm、標準(広角)が26mm、望遠が52mmという極めてオーソドックスな構成だ。
Xperia 1 IIとは超広角以外の2つが違う。
トリプルカメラの組み合わせはXperia10 IIの方がオーソドックス。Xperia 1 IIは24mmと70mmの間がちょっと空いている。
ではまあ撮ってみましょうかってことでいつものガスタンク。まず1x。
取りあえず撮ってみると、こんな典型的な陽光の下でも色が全然違う。びっくり。
見た目の印象に近いのはXperia 1 IIの方。Xperia 10 IIはガスタンクの色がなんか抜けちゃっている。
続いては超広角。こちらはホワイトバランスにそれほど大きな差はない。
そして望遠。52mmと70mmなので望遠具合に差がある。
広角カメラでのホワイトバランスが気になったので他のシーンでも試してみる。それほどの差は出ない。
多分、オートホワイトバランスの合わせ方にちょっとした違いがあり、構図内の色のバランスによって差が出てくるのだろうなと思う。
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