Garminがヘルスケア事業に本格参入 2020年秋から「Garmin Health」を提供

» 2020年11月18日 16時01分 公開

 ガーミンジャパンは、11月17日にヘルスケア事業への本格参入を発表。2020年秋からグローバルプロジェクト「Garmin Health」を提供し、ウェアラブルデバイスを活用した健康管理・健康増進をサポートする。

ガーミンジャパン ガーミンジャパンがヘルスケア事業へ本格参入

 本プロジェクトではGarmin のデバイスを利用し、モチベーションを保った健康管理をはじめ、リモートワークやオンラインコミュニケーションなどを継続する企業や健康保険組合の健康経営プラン、保険、フィットネス事業などの顧客・会員向けサービス、ソリューション事業、ヘルスケア事業、自治体、研究利用といった幅広いニーズへ対応。社会全体の健康意識の向上を図り、疾病予防(未病)や健康寿命の貢献につなげていくとしている。

 同社の提供するエコシステムでは、多数のヘルス・アクティビティデータの連携、収集、分析が可能。「Garmin Health API」ではユーザーの同意を得た上で、各種デバイスを通じて取得・保存した心拍数、歩数、ストレス、睡眠などのデータを活用できる。研究やフィットネスのような即時分析、フィードバックが必要な場合は、アプリを準備することで加速度データを含むリアルタイムデータの取得も可能だ。

 各種デバイスで取得したデータは、目的に応じて必要な項目だけを独自に表示するなどアプリ開発・プロバイダーへ柔軟に対応。さらに、各プロジェクトやニーズに適応するデバイスの提案、エコシステムに関するテクニカルサポートも行う。

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