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» 2020年11月30日 09時00分 公開

山根康宏の海外モバイル探訪記:T字型にディスプレイが回転するスマホ「LG WING」 スタイラスペンを使うと便利

「LG WING」は、ディスプレイが回転する珍しい形状をしたスマートフォン。T型に開くとサブディスプレイも現れ、2つのディスプレイを同時に使うことができます。実はスタイラスペン入力に対応しています。

[山根康宏,ITmedia]

 「LG WING」は、ディスプレイが回転する珍しい形状をしたスマートフォン。日本のガラケー時代にも似たような形状の製品はありましたが、LG WINGはT型に開くとサブディスプレイも現れ、2つのディスプレイを同時に使うことができます。

LG WING 6.8型ディスプレイが90度回転、3.9型のサブ画面が下から現れる

 片手で持つと6.8型サイズの普通のスマートフォンにしか見えません。回転機構を搭載することで、重量は260gとやや重いのですが、ベゼルレスで左右がなだらかな曲面を描いた本体は持ちやすいと感じます。

LG WING 閉じた状態では普通のスマホに見える

 ディスプレイが回転するのが大きな売りのLG WINGですが、実はスタイラスペン入力に対応しています。設定メニューを開くと「ペン」の項目が現れるのです。このスタイラスペンは「LG V60 ThinQ」などにも対応しているAES(Active Electrostatic digitizer technology)方式(アクティブ静電結合方式)とのこと。LGから純正品が販売されている他、他社からもAES対応スタイラスペンが出ています。なお、LG純正品は日本ではドコモがV60 ThinQ発売時に先着限定で試供品を配布しました。

LG WING AES方式のペンに対応。LGも純正スタイラスペンを出している

 スタイラスペンを使って画面のタッチやスワイプ操作ができます。

LG WING 指先代わりにペンが使える

 また、メモアプリなどにスタイラスペンを使った手書きも可能です。スタイラスペンにはA・Bと2つのボタンがありますが、手書き中はボタンを押すと消しゴムとして利用可能。4096階調に対応するので書き味も良いと思いました。片側のボタン(Aボタン)は純正メモアプリ「Qメモ」の新規メモ作成、画面をキャプチャーしてメモ、などいくつかのショートカット機能を割り当てることもできます。

LG WING ペンの書き心地は悪くなく、すらすらと書ける

 2画面を使えるのなら、メインディスプレイに何かを表示し、サブディスプレイをメモ代わりに使えるかなと思いました。ところがサブディスプレイは残念ながらペン非対応。こちらでも使えたらいいのですけどね。

LG WING サブディスプレイはスタイラスペン入力には非対応

 表示エリアは狭くなりますが、サブディスプレイを左側に出す形状にしてブラウザなどを表示して、右側のメインディスプレイにメモアプリを起動して気になることがあれば書き込む、といった使い方がいいかなと思いました。LG WINGのペン対応はあまりフィーチャーされた機能ではありませんが、メモ取りなどにも使えるのは便利。

LG WING サブ側にブラウザ、メイン側にQメモを起動してメモを取る

 LGの最近のスマートフォンは、V60 ThinQ、VELVET(日本未発売)、そしてこのWINGと立て続けにスタイラスペンに対応しています。もしかすると、LGの中上位モデルは今後全てがペン入力に対応するのかもしれないですね。

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