オリコンのMVNO満足度ランキング SIM単体はBIGLOBEモバイル、端末セットはイオンモバイルが1位

» 2020年12月02日 16時00分 公開

 oricon ME(オリコン エムイー)は、12月1日に「格安SIM/スマホ満足度調査」の結果をオリコン顧客満足度の公式サイト内で発表した。

oricon ME 格安SIM/スマホ総合ランキング

 本調査では、過去1年以内にMVNOのSIMカードを新規(MNP含む)で契約して開通設定したユーザー1349人を「格安SIM」、過去1年以内に、MVNOのSIMカードとSIMフリー端末を新規(MNP含む)で同時購入して開通設定を行ったユーザー925人を「格安スマホ」とし、1カ月以上継続した利用経験などを条件としている。調査期間は7月14日〜8月3日。

 2014年の調査開始から7回目となる格安SIMランキングでは、前回(2019年)5位だった「BIGLOBEモバイル」が初の総合1位を獲得。加入手続き、つながりやすさ、プランの充実度、初期設定のしやすさの他、保証サービスや付帯サービスの項目でも1位となっている。一方、mineoがサポートサービスで4年連続、コストパフォーマンスで3年連続の1位となった。

oricon ME 格安SIM項目別ランキング

 2015年の調査開始から6回目となる格安スマホ(端末セット)ランキング総合1位は「イオンモバイル」で、2017年に次いで通算2度目の1位を獲得。評価項目では、全9項目のうち加入手続き、つながりやすさ、プランの充実度、保証サービス、サポートサービス、コストパフォーマンスの6項目で1位となり、中でもプランの充実度で高い評価を得ている。端末のラインアップは総合4位の「OCN モバイル ONE」が1位となった。

oricon ME 格安スマホ項目別ランキング

 両調査の回答者2274人へ「サービスの利用を決めた理由」を複数回答で聞いたところ「月々の支払いが少なくなるから」が63.7%、「キャンペーンに魅力を感じたから」が34.8%、「料金プランが豊富だったから」が20.2%となった。利用前に「最も重視した項目」を複数回答で聞いたところ「料金プランの分かりやすさ」が52.3%でトップとなり、以降「料金に対するサービスの質」が37.6%、「加入キャンペーン」が35.1%、「インターネットのつながりやすさ・通信の安定性」が26.7%と続いた。

oricon ME サービスの利用を決めた理由/重視した項目

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年07月27日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. 「ハンディファン」「ネッククーラー」の選び方とやってはいけないこと 炎天下での利用は要注意 (2024年07月23日)
  3. IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」 (2024年07月26日)
  4. 貼らない保護フィルムケース「スマハラ」、iPhone 15シリーズ向けに発売 丸洗いもOK (2024年07月26日)
  5. スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は? (2024年07月26日)
  6. OPPOがFindシリーズを2024年内に国内発売へ 競合メーカー担当者の前でサプライズ告知 (2024年07月26日)
  7. 約2万円の折りたたみケータイ「Orbic JOURNEY Pro 4G」を試す シンプルで使いやすいがローカライズに課題も (2024年07月27日)
  8. 外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法 (2024年07月25日)
  9. KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入 (2024年07月24日)
  10. 中国の“音楽特化スマホ”「MOONDROP MIAD01」を試す 重厚なサウンドに驚き、作り手のエゴを存分に感じた (2024年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー