ソニー、月額980円の見守りサービス「amue link」提供 チップSIM内蔵の小型端末を使用

» 2020年12月10日 17時02分 公開

 ソニーは、チップ型SIMを搭載したコミュニケーション通信端末「LM-01」と専用アプリを利用した見守りサービス「amue link」を発表した。

ソニー 見守りサービス「amue link」

 LM-01はGPSに対応し、端末から発信される情報はスマートフォンの専用アプリで確認できる。加速度・ジャイロ・気圧・地磁気・温度センサーからのデータを組み合わせ、AIを用いて徒歩・停止・自転車・車・バス・電車といった移動手段も検知できる。経路に加えて温度など周りの環境も確認できる。アプリでスポット(場所)を設定すると、端末がそのスポットへ到着、出発した際に通知を受け取れる。

ソニー アプリの画面イメージ

 端末のマイクを通じたボイスメッセージ機能も備え、端末からのメッセージ送信はボタンを押すだけというシンプルな仕組み。アプリ(スマートフォン1台)には最大5台のLM-01を登録でき、1台のLM-01に対してスマートフォンは5台まで見守りができる。

 製品サイズは約26(幅)×60(高さ)×12.3(奥行き)mm、重量は約23.7g。ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する高速光回線サービス「NURO 光」のオプションサービス「amue link for NURO」として12月10日に受付開始し、12月中旬より順次サービスを提供する。

 月額利用料金は980円(税別、以下同)で、別途初期費用が3000円必要。端末価格は一括払いが1万2600、分割払いは月350円×36カ月間。

ソニー コミュニケーション通信端末「LM-01」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月16日 更新
  1. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  2. “NHK受信料”の督促に温度差 警察には「丁寧な周知」も、国民には「法的措置」 (2025年12月14日)
  3. ドコモ、“スマホ新法”の詳細は「公取委に問い合わせて」 施行前に自社サイトで案内 (2025年12月15日)
  4. OPPOの研究施設で見た「業界標準を超える」スマホの作り方 電池寿命を延ばす素材、24時間365日稼働のテストも (2025年12月15日)
  5. 「駅で逆上し、列車遅延に」──“撮り鉄”の危険行為に広がる懸念 JR東日本が注意喚起 (2025年12月13日)
  6. 公共の場所でスマートウォッチに話しかけられますか? 「Pixel Watch 4」のGeminiで感じた“利便性”と“羞恥心” (2025年12月15日)
  7. NHK ONEの「閉じられないメッセージ」、既受信契約者にも表示へ その意図は? (2025年12月11日)
  8. iPhoneの見づらい“透明デザイン”を改善する2つの設定 (2025年12月11日)
  9. 500ポイントもらえる「東京アプリ」のテストに参加する方法は? 1.1万円相当のポイント付与に向けた最終検証がスタート (2025年12月15日)
  10. KDDIがブラウザと検索エンジンの選択必須化を案内――いまさらChromeとGoogle以外を選ぶメリットはどこにあるのか (2025年12月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー