iPhone 12 miniは広角と超広角の1200万画素デュアルカメラを搭載。さらに、両方のカメラともナイトモードに対応。ダイナミックな風景や室内を広く撮れる上に、暗い室内や夜景も手持ちのロングシャッターで明るく撮影できます。また、今後どこまで一般化するかは不透明ですが、Dolby VisionのHDR動画も撮影できます。
iPhone SEの1200万画素カメラも、日中屋外の画質は12 miniとそこまで変わらず、ある程度高感度で多くの人は不満を持たないレベルにあります。ただ、日常のカメラ撮影が多いなら12 miniを選んだ方が満足できるでしょう。
インカメラについても、12 miniは明るく撮れる1200万画素に対し、SEは700万画素で暗い室内だとややノイジーに感じられます。顔出しのビデオ通話が多いなら12 miniという選択肢もありでしょう。
iPhone 12 miniは最新プロセッサ「Apple A14 Bionic」と4GBメモリを搭載。iPhone SEは1世代前の「iPhone A13 Bionic」と3GBメモリを搭載しています。Antutuベンチマークの結果で見ると、全体として12 miniの方が2割ほど高性能です。とはいえ、両モデルともハイエンド級の高性能モデルなので、iPhone SEを買ったからといって動作が遅いといったことはありません。
2機種の違いとして大きく出るのはディスプレイの差で、12 miniは画面が大きく高解像度なぶん、高い処理性能を生かして高画質3Dグラフィックのゲームがよりキレイに楽しめます。
ゲームプレイ周りに絞った利点としては、12miniとSEともにコンパクトなので、高画質3Dグラフィックの音楽リズムゲームを快適に動かせます。音の遅延が気になる場合は、別途Apple製の「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプター」(税込み1100円)で有線イヤフォンを利用しましょう。
ちなみに、人気ゲーム「Fate/Grand Order(以下FGO)」もようやく、iPhone 12 miniなど顔認証搭載モデルの全画面表示に対応しました。2020年11月まではiPhone SE以外に買い替えると画面が狭くなりプレイしづらかったのですが、現在はiPhone 12 miniでも快適にプレイできます。
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