3万円台のミッドレンジスマホ「OPPO A73」「AQUOS sense4」「moto g PRO」のカメラ性能を徹底比較荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2021年01月19日 11時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

肌をキレイに撮れるのはどれ?

 では一通り見たところで、人物作例といきたい。この辺は3モデルとも力を入れているだけあって悪くないけど、OPPO A73が肌がほどよく滑らかになっていいかも。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro OPPO A73。曇天下だったけど肌は明るくて良い感じに。さすがOPPO。肌もそこそこ滑らかに
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。肌にしっかり色が乗っていてナチュラルな感じだけど
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro moto g PRO。ナチュラルだけど顔が少し明るめに撮れてて良い感じだ

 AQUOS sense4は望遠カメラも持っているので望遠バージョンも。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。望遠カメラで撮影。人を撮るなら望遠カメラの方が良い画角。もうちょっと顔を明るく撮っても良いと思う

 次の課題は逆光だ。OPPO A73は逆光時でも顔が明るくなるよう、かなり頑張っている。顔は明るく、でも背景も真っ白にならないよう頑張ってHDRしているって感じだ。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro OPPO A73。逆光だった人物を頑張って明るくしているけど、不自然さもあって難しいところ
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。背景の明るさや色はバッチリで(夕刻っぽさも出ているし)リアルなのだけど、もうちょっと人を明るくしたいところ
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro moto g PRO。ナチュラル系の写り。人物をもうちょっと明るく撮りたい

 続いて背景をぼかせるポートレートモード。

 パッと見たところ、OPPO A73がいい感じだ。何気に右手の指先がちゃんと表現できているのはOPPOだった。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro OPPO A73。ポートレートモード。背景との分離も結構優秀
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。指先や髪の毛など不自然なところも残るけど悪くない
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro moto g PRO。ちょっと全体に甘い感じがする

 OPPO A73とAQUOS sense4はどんな被写体でも適正な距離にあれば背景ぼかしの写真を撮れたが、moto g PROは顔を検出しないと反応してくれなかった。それはちょっと残念だ。

三者三様のおすすめ度

 まあ何というか、何でもかんでもキレイに撮れるってとこを要求すると7万〜10万円超のハイエンド機にはかなわないけれども、各機種の個性を踏まえれば十分使える。

 どれも私が買ったiPhone 12 Pro Maxの3分の1以下の値段だし、それを思えばもうどれも優秀だ。

 その中で最終的なコメントを。

 派手目の見栄えのする写真を撮りたいなら、OPPO A73がいい。超広角と広角のデュアルカメラだし、肌色もしっかり明るめに滑らかに撮ってくれる(写真モードでもAI美化処理が使えるし)。その上、エクストラHDモードだと約1億画素の写真を撮ってくれる(複数枚を合成することで高解像度の写真を作っているようだ)。

 ただ、動画は強くなく、フルHDの30p止まり。写真重視の人向けだ。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro OPPO A73。エクストラHDモードで撮ってみたら、何と1億画素レベルの巨大な写真に。AIダズルカラーは効かないけど

 派手さはないけど得手不得手が少なくて、バランスよく楽しめるのがAQUOS sense4。何しろこのクラスでは珍しく、超広角から望遠までのトリプルカメラを搭載しているし、写りも写真も多くのシーンで破綻なくナチュラルに撮れる。スナップ動画も相変わらずいい。特に動画を撮りながら、ここぞというタイミングで自動的に写真も撮ってくれる「AIライブシャッター」や、自動的に約15秒のショートムービーを作ってくれる「AIライブストーリー」もなかなか楽しい。カジュアルに動画を楽しみたい人にも向いている。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。AIライブシャッターをオンにして動画を撮影中。2回自動的に写真を撮ってくれたのが表示で分かる

 moto g PROは動画に強い。

 基本的な画質は悪くないのだけど、超広角カメラはアクションカム専用でマクロカメラは200万画素なので、写真を撮るときは実質シングルカメラなのが残念な点だ。でも動画は強力で、特にアクションカムモードが良い

moto g PRO。片手で持って階段を降りながらアクションカムモードで撮影。これはなかなか良し

 片手で動きながら撮れるよう、縦位置で横長の動画をってのは良いアイデアだし、電子水準器を常に出しておけるので、カメラの傾きも押さえやすいし、アクションカムというだけあって手ブレ補正もしっかりしている。

 三者三様の個性を持っているので、カメラ機能を気にするなら、そこにも注目すべしである。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月30日 更新
  1. 陸マイラーの筆者が「ANAモバイル」を契約 20%マイル付与だけじゃない、“メイン回線昇格”の理由 (2026年05月27日)
  2. Switch 2の「箱の中にHDMIケーブルが入っていなかった」との問い合わせ、任天堂に寄せられる (2026年05月29日)
  3. 「Rakuten Linkで着信拒否できない件」を楽天モバイルはどう考えているのか 置き去りにされた基本機能の行方 (2026年05月29日)
  4. スマホのバッテリー切れでも「モバイルSuica」は使える? “予備電力機能”がSNSで話題に (2026年05月29日)
  5. 「Xiaomi 17T」シリーズの価格は「非常に頑張った」 海外より激安 価格変動を抑えられた理由 (2026年05月29日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. 「Xiaomi 17T」シリーズ6月4日発売 17Tも光学5倍カメラ、17T Proは7000mAhバッテリーやFeliCa搭載で11万9800円から (2026年05月28日)
  8. ケータイ感覚で使えるスマホ「MIVEケースマ」がau Flex Styleに登場 3万4800円で販売中 (2026年05月29日)
  9. 極薄ベゼルの「Xiaomi Watch S5 46mm」、ノイキャン進化の「Xiaomi Buds 6」登場 約2.5万円〜/約1.6万円 (2026年05月28日)
  10. 厚さ約14mmの薄型急速充電器「CIO NovaPort SLIM DUO 65W 2C」が27%オフの4380円に (2026年05月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年