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» 2021年01月19日 11時30分 公開

3万円台のミッドレンジスマホ「OPPO A73」「AQUOS sense4」「moto g PRO」のカメラ性能を徹底比較荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)

3万円台で買えるミドルクラススマホ「OPPO A73」「AQUOS sense4」「moto g PRO」のカメラ性能を徹底比較してみた。すると面白い結果が。

[荻窪圭,ITmedia]
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 今回の3モデル。左から、「OPPO A73」、シャープの「AQUOS sense4」、モトローラの「moto g PRO」。どれも税込みで3万円台だ

 まあだいたい、「Pixel 5」とか「iPhone 12」とか「Galaxy S20」とか、カメラに定評があるハイエンド端末は7〜12万円コースとなる。ちょいと高いよね。

 それに対して今回取り上げる3モデルは、どれも3万円台で買えるミドルクラス。ハイエンド機の半額以下だけど、カメラ性能がよければそれでOK、って人もいるに違いない。もちろん、カメラ以外にも差はたくさんあるので、どこを重視するかは人それぞれなんだが。

 その3台は「OPPO A73」「AQUOS sense4」、そして「moto g PRO」だ。

 というわけで、撮り比べてみた。ハイエンド機に迫る性能に達しているのか、やはり画素数は変わらなくても写りに差はあるのか。それが予想以上に違いが出る結果となったのだった。

それぞれの特徴とカメラの構成をチェック

 例えば同日ほぼ同時刻に撮影したガスタンク。3枚並べると、どれも微妙に違う。そこそこ晴れた日の順光の写真でもこれだけ差が出るってのが面白いなぁと思いつつ、始めたい。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 左から、moto g PRO、AQUOS sense4、OPPO A73。パッと見ただけで色にこれだけ違いがある。

 まずはOPPO A73から。

OPPO A73

 OPPOのA73は、6.44型の大画面に、このクラスでは珍しい有機ELを搭載しており、薄くて軽いのが魅力的なモデル。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 薄くて軽くて「レザーの質感」という素材がいい。カメラは4つあるけど、実質デュアル

 カメラは4つだが、1つは200万画素のポートレート用、1つは200万画素のモノクロとなっているが、これ自体で撮影するわけじゃない。補助的に使っているのだろう。

 残る2つは1600万画素の広角カメラ(F2.2)と800万画素の超広角カメラ(F2.2)だ。広角カメラと超広角カメラの色がちょっと違っている方が気になるけど。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 広角カメラでガスタンク。ちょっと緑が強いけど鮮やかでダイナミックレンジも広くてOPPOらしい絵
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 超広角カメラでガスタンク。ちょっと広角カメラとは色が違うけど、爽やかで良い感じ

シャープ AQUOS sense4

 今回一番小ぶりで持ちやすいのがAQUOS sense4。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro AQUOS sense4。小さいとはいえ約5.8型あるので十分なサイズ。カメラはハイエンド機に多いトリプルカメラ

 カメラは3つ。広角カメラ(一般にいう超広角カメラで18mm相当。F2.4)、標準カメラ(一般にいう広角カメラ。24mm相当なのでこれを標準といわれるとちょっと違和感がある。一般的なスマートフォンのメインカメラより広角でF2.0)、そして2倍の望遠カメラ(53mm相当でF2.4)という、ベーシックなトリプルカメラ構成だが、このクラスで超広角-広角-望遠とそろえてきたのはなかなかだ。

 ではそれぞれの写真を。

 ちょっと望遠カメラの色合いがいまひとつ、くすんでいる感じなのが残念。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 標準カメラでガスタンク。一般的なスマートフォンが26〜27mm相当なのに対し、24mm相当と結構な広角レンズを搭載する
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 超広角カメラでガスタンク。描写力も結構ある
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 望遠カメラでガスタンク。800万画素とちょっと画素数は落ちる

モトローラ moto g PRO

 3台めはモトローラの「moto g PRO」。これがまた面白い。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 48Mのセンサーを持つmoto g PRO。一番右の大きなカメラがメインカメラかと思いきや、これはアクションカムカメラなのだった

 背面を見るとカメラが4つ並んでいるけど、1つはレーザーAF用のセンサーなので実質トリプルカメラだ。

 1つ目はメインカメラで4800万画素(だけど実際には4画素で1ピクセルを作るので得られる写真は1200万画素)。レンズはF1.7と今回の3機種では最も明るく、画角は恐らく26mmくらいだ。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro moto g PROでガスタンク。空やガスタンクの色はこれが一番記憶に近い感じ。よく撮れているしディテールの不自然さもない

 2つ目は200万画素のマクロカメラ。最近、200万画素マクロカメラを搭載するスマートフォンがミドルクラスを中心に増えているけれども、これもその1つだ。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro マクロモードにするとマクロカメラに切り替わる。超近距離で撮れるが、200万画素なので画質はそこまでよくない

 200万画素はちょっと少ないよな、とは思うけど、手元の小物や文字をメモする感じで使うにはいい。

 最後の1つは一番でかい超広角カメラ(1600万画素)……なんだけど、動画専用。動画時に「アクションカム」モードにするとこのカメラに切り替わる仕組みだ。

 このカメラ、センサーが90度傾いて付いていて、「縦位置」で構えると「横長」の動画を撮れるという代物。

 横位置で持つと「縦にしてね」と言われる。

OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro いつもの感じで横向きに構えると「縦向きに持ってください」と言われる
OPPO A73 AQUOS sense4 motog pro 画面的には無駄が多いけど、縦に持って横長の動画を撮るのだ

 アクションカム、つまり動きながら撮るのならスマホは縦に持った方が安定するし片手でも持てる。そういうコンセプトなのだ。

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