オウガ・ジャパンが11月10日、OPPO製のSIMロックフリースマートフォン「OPPO A73」を発表。11月15日に予約を開始し、20日以降から順次売する。メーカー希望小売価格は3万800円(税込み)。IIJmio、goo Simseller、LINEモバイル、BIGLOBEモバイルなどのMVNO、量販店やECサイトに加え、MNOの楽天モバイルも取り扱う。
A73はミッドレンジのLTEスマートフォン。レザー超に仕上げた背面やスリムなボディーが特徴的で、細かな凹凸を施すことでグリップ感を確保している。カラーはネービーブルーとダイナミックオレンジの2色で展開する。
ディスプレイは6.44型のフルHD+(1080×2400ピクセル)の有機ELを搭載しており、強化ガラスの「Corning Gorilla Glass 3」を採用。インカメラの周囲には水滴型のノッチを採用することで、90.7%の画面占有率を実現している。またディスプレイには指紋センサーも内蔵している。本体サイズは約72.9(幅)×159.8(高さ)×7.45(奥行き)mm、重量は約162g。
プロセッサはSnapdragon 662、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。容量4000mAhのバッテリーを内蔵しており、Quick Charge 3.0の急速充電に対応する。省エネモードでは、バッテリー残量5%で約17時間の待ち受け、1.58時間の通話が可能だという。microSDスロットも備えており、最大256GBのmicroSDを利用できる。
カメラは1600万画素のメイン、800万画素の超広角、200万画素のモノクロ、200万画素のポートレートの4つで構成され、AIによって最適な色味に補正する機能も備えている。1600万画素のインカメラはAIビューティー機能に加え、低照度でも明るく撮影できるというナイトモードに対応している。
OPPOの国内向けスマートフォンとしては初めて、物理SIMとeSIMのDSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)に対応している。国内ではIIJmioと楽天モバイルのeSIMを利用できる。2つのSIMを使い分けられる他、microSDスロットも個別に利用できる。LTEの対応バンドは1、2、3、4、5、7、8、18、19、26、28、38、41。5Gには対応していない。
オーディオ面ではハイレゾ音源の再生に対応する他、FMラジオ機能を備えいている。また3.5mmイヤフォンジャックも備えている。
A73の購入者を対象に、IIJmioのeSIMを無料で試せるキャンペーンを実施する。期間は2020年11月20日から2021年1月31日まで。A73を購入して専用サイトから申し込むと、先着1万人にIIJmioの「お試しeSIMサービス(データ容量3GB)」を提供する。
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