米Qualcommは1月4日(現地時間)、昨年9月に発表した安価な5Gプロセッサ「Snapdragon 4」シリーズの第一弾となる「Snapdragon 480 5G」を発表した。同プロセッサ搭載の安価なスマートフォンが、今年初頭にも登場するとしている。
プレスリリースには、フィンランドHMD Global、中国の端末メーカー、OnePlus、OPPO、Vivoがコメントを寄せている。
Snapdragon 480は、ミリ波とサブ6GHzの5Gをサポートする「Snapdragon X51 5G」モデムを搭載する。CPUとGPUの性能は、「Snapdragon 460」の2倍という。また、「Hexagon 686」により、AIタスクは70%高速になったとしている。
クリスティアーノ・アモン社長は「Snapdragon 4」シリーズ発表の際、2022年には5G対応スマートフォンが7億5000万台以上出荷されるという予測を語った。
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