Qualcommは、6月27日(中国時間)にモバイル向けプロセッサ「Snapdragon 632」「Snapdragon 439」「Snapdragon 429」と、キッズウォッチ向け新モデル「Snapdragon Wear 2500」を発表した。
Snapdragon 632はCPUに「Kryo 250」、GPUに「Adreno 506」を組み合わせ、「Snapdragon 625/626」と比較して40%性能を向上。2400万画素のシングルカメラや1300万画素のデュアルカメラ、フルHD+ディスプレイをサポートし、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大150Mbps。
Snapdragon 439/429は「Snapdragon 430/425」と比較し、CPU性能と電力効率を25%向上させ、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大75Mbps。
Snapdragon 439はGPUに「Adreno 505」を搭載してグラフィックスレンダリング性能を20%向上させ、HD+ディスプレイと2100万画素シングルカメラや800万画素デュアルカメラをサポートする。
Snapdragon 429はGPUに「Adreno 504」を搭載してグラフィックスレンダリング性能を50%向上させ、HD+ディスプレイと1600万画素シングルカメラや800万画素デュアルカメラをサポートする。
Snapdragon 632/439/429を搭載した製品は、2018年後半に登場する見込み。
4Gキッズウォッチ向けのSnapdragon Wear 2500は、ウェアラブル向けPMIC(電源管理IC)、RFフロントエンド、プロセッサやモデムソフトウェアの最適化により前世代「Snapdragon Wear 2100」と比べてバッテリー寿命が14%改善した。キッズウォッチの512MBメモリに最適化されたAndroidに対応する。
リードカスタマーとしてHuawei、センサーのアルゴリズムの拡大に関してTDKグループのInvenSenseと協業。モジュールと開発キットを2018年第3四半期に提供する予定だ。
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