NTTドコモの社内研究所である「モバイル社会研究所」は2月25日、スマートフォンやケータイを所有する人を対象とする「YouTube利用動向調査」の結果を発表した。調査対象は全国の15〜79歳の男女で、有効回答数は6925件だった。調査はWebで、2020年1月に行われたものとなる。
YouTubeの認知率は全体で96.2%、月に1回以上YouTubeを利用している利用率は64.0%だった。認知率は男女ともに80%〜90%と非常に高く、ほぼ全世代にわたって存在が知られていることが分かった。利用率は若年層の方が高く、男性は10代〜40代まで、女性は10代〜30代まで70%以上となった。60代・70代のシニア層はYouTubeの認知率は高いが、利用率は40〜50%程度と少なめだった。
YouTubeの利用率を都道府県別に見ると、利用率が高いのは佐賀県(73.2%)、秋田県(72.1%)、和歌山県(72.1%)の順で、利用率が低いのは青森県(51.4%)、愛媛県(51.9%)、鳥取県(52.3%)の順となった。
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